今週のみずがめ座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
もう一度卵へ
今週のみずがめ座は、身近な界隈に潜んでいる悪をきちんと悪として認識していくような星回り。
『八方の枯れをうかがふ女郎蜘蛛』(宮田千鶴子)という句のごとし。女性である作者にとって、女郎蜘蛛とは自分の身に流れるサガの行き着く果てを暗示したものなのか、それとも身近な人間関係や関係組織のなかに紛れ込んでいる身中の虫の姿なのか。
少なくとも、日本経済が一段と厳しくなった冬の時代に突入していると言われる今のご時世にあって、人の生き血を吸うことばかり考えている輩は、どこの界隈でもウヨウヨしているのではないでしょうか。
あなたもまた、遠ざけたり、対決していくべき存在は、うやむやにしたまま放置するのでなく、改めてその脅威や対処法について考えを深めていくべし。
今週のうお座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
黙って跪いて手を合わせる
今週のうお座は、理屈を超えたところで、「命」や「自然」を何かと軽視しがちな時代の風潮に抗っていこうとするような星回り。
普段から宗教的な教えや習俗をことさら意識しない人でも、誰かが亡くなった痕跡に不意に直面すると、なぜだか手を合わせたくなるのはなぜでしょうか?
頭でどうこう考える以前に、身体的レベルで特定の人間をこえて自然や宇宙に対して返してしまう「普遍的な挨拶」であるという、宗教学者の山折哲雄の視点を積極的に言い換えれば、挨拶が自然と習慣化されていけば、本来の意味でのいのちの感覚を深めていくこともまたできるのではないでしょうか。
あなたもまた、自分なりの現実との向きあい方をめぐって、ひとつ「挨拶」というところから見直してみるといいかも知れません。
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