無料の会員登録をすると
お気に入りができます

この不調もあの感情も自律神経の影響? ストレスを溜め込まず、こころを解放しよう!|楽しくからだを整える雑学ナビ①

ライフスタイル

「モーツァルト」の曲が自律神経にいい

picture

クラシック音楽で定番のモーツァルトの曲は、4000Hz(ヘルツ)という高周波を含む楽曲が多い。高周波の正体は「アルファ波」と呼ばれ、癒し効果が得られるのだそう。「『1/fゆらぎ』と呼ばれるものですね。川のせせらぎや小鳥のさえずりなど自然界にもある不規則なリズムが、心を落ち着かせてくれます。音楽を聴くなら、その波長に合っている周波数を歌声で出す歌手の曲もいいでしょう。例えば美空ひばりさんやMISIAさんなどの聴き心地のいい声は、リラックス効果があり、自律神経を整えるとも言われています。モーツァルトの曲は、安心感を与える作用があるので、活用しているクリニックも多いですよ」(長橋先生)

平常心を保つには「ガムを噛む」

「『噛む』行為、つまり咀嚼することで、唾液が出ます。ストレスがかかっているときは交感神経が優位に立ち、脳が活性化しています。そういう状態のときは唾液が出にくくなるので、ガムを噛んで強制的に唾液を出すようにするとよいです。唾液が出ることで副交感神経が優位になり、活性化した脳のまま精神を落ち着かせることができますよ。野球選手がガムを噛んでいる理由がコレ」(里見先生)

「ジャスミンティー」の香りでリラックスできる

picture

「アロマの一種でもありますね。ジャスミンの香りは心拍数を下げ、副交感神経の働きを高めるリラックス効果があります。飲みやすいのも嬉しいですね。ホットがおすすめです。ハーブティーには種類によっていろいろな効果があるので、目的に合ったお茶を探して」(里見先生)

illustration : Fumiko Shukuya edit&text : Mayumi Hamaguchi re-edit:Yuri Iwata[press lab]
※kiitos. vol.23(2022年5月13日発売)より抜粋。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ