オケージョンの意味とは？フォーマルとの違いとおすすめ作品16選

オケージョンとは、英語の「occasion」のことで、「式典」「祭典」「行事」といった意味があります。ファッションにおいては、結婚式や卒園式・入学式などの特別な行事や式典で着る服装のことを指し、「オケージョンシーン」「オケージョンコーデ」「オケージョンアイテム」などと呼ばれています。明確な定義はありませんが、場所や目的を考慮した服装が求められます。

オケージョンは、大きく3つの種類に分類することができます。それぞれの特徴をご紹介するので、洋服選びの参考にしてみてくださいね。

ソーシャルオケージョン（Social occasion）は、社会的、社交的な行事のことを指します。具体的には、結婚式やお葬式など、ある程度ドレスコードが決まっていて、礼節が求められる行事です。

オフィシャルオケージョン（Official occasion）は、公的な場面のことのことを指します。立場や就いている仕事によって、服装はさまざまですが、学生は制服、社会人はスーツや制服、作業着などが挙げられます。

プライベートオケージョン（Private occasion）は、個人的な場面のことを指します。具体的には、カジュアルな結婚式の二次会、レストランでの誕生日会、ホームパーティーなどで、自由度の高い服装で参加することができます。

ファッションにおいて、オケージョンとは特定の行事で求められる服装のこと。フォーマルとは、英語の「formal」のことで、「正式の」「公式の」という意味を持ちます。式典や祝賀会、参拝、冠婚葬祭などの格式の高い行事やイベントで着用する正装を指し、公の場で求められる服装のことを指します。つまり、オケージョンはフォーマルなファッションスタイルの一部ということになります。また、フォーマルも、オケージョンと同様に格式に合わせて大きく3つのパターンに分かれます。

正礼装（モストフォーマル）：服装の中で最も格式高いスタイルのことで、式典、結婚式・披露宴の新郎新婦の両親が着用するもののことを指します。皇族の方が着るアフタヌーンドレスや、結婚式で新郎新婦の両親が着用するモーニングコートや黒留袖などがそれに当たります。
準礼装（セミフォーマル）：「準礼装」と呼ばれるもので、一般的な結婚式・披露宴のゲスト、入学式・卒業式に着用するものなどを指します。フォーマルほど格式高いものではないですが、ビジネス・フォーマルなども該当します。オケージョンではセミフォーマルの服装が求められることが多いので、オケージョンとセミフォーマルはほぼ同じような意味と考えていいでしょう。
略礼装（インフォーマル）：カジュアルな結婚パーティや結婚式の二次会、顔合わせや同窓会などで着用する服装のことを指します。特に決まりはないですが、シーンに合わせて、カジュアルすぎるアイテムは避けた方がいいでしょう。

・ひざ上10㎝以上のミニ丈、胸の谷間や背中見せなど、露出が多い服装はNG
・ノースリーブドレスの場合は、ショールや羽織りを合わせるようにしましょう
・花嫁のドレスと同じ「白」や、喪服をイメージさせる「全身黒」は避けましょう
・殺生を連想させる、アニマル柄や革製品は避けましょう

・子どもよりも目立つ服装にならないように気をつけましょう
・入学式は明るいカラー、卒業式はダークカラーの服装がおすすめ
・アクセサリーは、さりげなく華やかさをプラスできるパールが◎

minneで見つかるオケージョンコーデにぴったりなアクセサリーやバッグ、小物を集めてみました。シーンに合わせてぴったりな一品を見つけてみてくださいね。