カフェ3.「ル・ルレ・ガスコン」
一皿でも食べきれない位のサラダ
モンマルトルの西にある商店街、アベスは大ヒット映画『アメリ』の舞台にもなった場所。ブティックや雑貨屋、レストラン、カフェがひしめき合い、パリジャンや観光客でいつも賑わっています。
そこで、夜になるとテラスが満席になり、道に人が溢れ出すほどの人気を誇るお店が、ル・ルレ・ガスコン。皆ワイワイとビールを飲みながら、ボリュームたっぷりの料理を豪快に楽しんでいます。
特におすすめなのが、フランスのレストランではよく見かけるサラダで、ここの名物でもあるスゥド・ウエスト(南西サラダ、13.9ユーロ)。ここではニンニクとハーブで味つけされたフライドポテト、トマト、レタスに鴨の砂肝やラルドン(角ベーコン)が洗面器大のボウルに盛られています。
あまりの人気から、近くに2号店もオープン。ノンストップなので、いつでもおなかいっぱい食べられる便利さも魅力です。
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■Le Relais Gascon(ル・ルレ・ガスコン)
住所:6, rue des Abbesses 75018 Paris
TEL:01 42 58 58 22
アクセス:Abbesses(メトロ12)から徒歩2分
他パリ市内に1店舗
パリのビストロ
カジュアルな雰囲気のビストロ© Paris Tourist Office - Photographe : Alain Potignon
昔からあるシンプルな定番料理を食べられるビストロは、フランスでは日本で言う定食屋のような存在。最近では、ビストロノミーといって、洗練された料理を出すビストロも増えているようですが、あくまで雰囲気はカジュアル。フランス人が普段味わっている料理を食べたいなら、ビストロへ行くのがいちばんです。
ビストロ1. 「ビストロ・ポール・ベール」
パリのビストロの決定版
カジュアルなレストランが並びビストロ通りと呼ばれているポール・ベール通りの中心的存在が、このビストロ・ポール・ベール。これぞビストロ!といった感じの店構えで、フランスの定番料理が揃います。
ビストロ料理の定番、ニシンのマリネ
ニシンのマリネや子牛の煮込みなど、フレンチのおなじみのメニューが中心ですが、ある日のデザートは、リンゴのキャラメリゼ、ナッツ入りブリック(クレープを薄くした皮)包みというオリジナルでちょっと珍しいものが。キャラメルの焦げ味と柔らかくなったリンゴの甘さがほどよく絡みあい、ブリックのパリパリ感がアクセントになった、とても印象に残る味と食感です。同じ通りに姉妹店「Le 6 Paul Bert」もオープン。こちらはよりモダンな味と雰囲気になっています。
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■Bistrot Paul Bert(ビストロ・ポール・ベール)
住所:18, rue Paul Bert 75011 Paris
TEL:01 43 72 24 01
アクセス:Faidherbe Chaligny(メトロ8)から徒歩3分
ビストロ2.「ル・タン・オ・タン」
こじんまりとしたお店で洗練されたビストロ料理が味わえる
ビストロ・ポール・ベールと同じポール・ベール通りにあるビストロをもう一軒ご紹介。こちらのほうが席数も少なく落ち着いた雰囲気で、料理もより洗練されていて凝った内容のものが出されています。出汁が効いていて、繊細ながらも味わい深いサラダのドレッシングや、料理に使われているソースは、甘みと塩味のバランスが何とも絶妙。全体的に濃いめの味付けなのは、ワインとともに楽しむためということで納得です。
ワインとの相性バッチリ
昼のメニューは2皿で20ユーロ、3皿で22ユーロ、夜のメニューは2皿で28ユーロ、3皿で32ユーロとなっています。
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■Le Temps au Temps(ル・タン・オ・タン)
住所:13, rue Paul Bert 75011 Paris
TEL:01 43 79 63 40
アクセス:Faidherbe Chaligny(メトロ8)から徒歩3分