こんにちは、料理を作ると高確率でおつまみになってしまう、ヨムーノライターの蘭ハチコです。
私は毎週業務スーパーに通う業スーマニア。行くたびに新しい商品がないかワクワクしていたところ、おつまみにも副菜にもぴったりなヒット商品を発見しました。
冷凍コーナーで可愛いニワトリと目が合ったのです。さてその正体とは……?
業務スーパーのひねポン!
商品名:親鶏ポン酢(ひねぽん)
価格:226円(税込)
重量(内容量):100g
エネルギー:100gあたり181kcal
それがこちらの「ひねポン」、味付けされた加熱済みの鶏肉商品です。
パッケージに大きく描かれたチャーミングなニワトリのイラストが「炙ったひね鳥をポン酢と和えたお酒によく合うおいしいおつまみです」と自己紹介までしています。
お酒によく合うと聞いたら酒飲みの血が騒ぎ、食べないわけにはいきません。迷わずカゴにポンッ。
ひね鶏とは、卵を産む役目を終えた鶏を表します。身が引き締まっていてやや硬いけれど、噛めば噛むほど旨みが出るのが特徴なんだとか。
調べてみると播州地方、兵庫県の南部に古くから伝わる名物料理のようです。ご当地グルメが旅行せずとも家で手軽に食べられるのはうれしいですね!
公式の食べ方~玉ねぎにオン
食べ方はとっても簡単。玉ねぎLサイズの半玉をスライスし、解凍したひねポンをのせお好みでネギを散らすだけです。
春なので、新玉ねぎを使用しました。
酢に漬けられ、しっとりと柔らかくなったひね鶏。噛むたびに、口のなかで旨味の嵐を巻き起こします。
玉ねぎと一緒に食べることを想定されているため味は濃いめですが、ポン酢で味付けされているためさっぱり。けれど、すごく酸っぱいわけではありません。
かつお節や昆布、煮干し、干し椎茸の4種から出汁がとられていて、上品でコクのある味わい。そこにゆず果汁の爽やかな風味も加わっています。
新玉ねぎの爽やかな甘さと、シャキシャキした歯ごたえが見事に調和し、箸も止まらぬ勢い。ひね鶏だけに、飛ぶ鳥を落とす勢いとはこれが語源でしょうか(違う)。
一口食べるたびに新玉ねぎのみずみずしさと、ひねポンの豊かな風味が口の中に広がり、味蕾を刺激します。
おっと、変わった形の鶏肉を見つけました。この紐状になったところがコリコリしていて、旨いんです!ついつい変わった形の肉を探してしまいます。食感の変化を楽しめるのもいいですね。
きゅうり&大葉もおすすめ
せっかくなので、もう半量を薄切りにしたきゅうりと、千切りにした大葉で和えました。
自称ズボラ代表のテクニックですが、ひねポンの袋にそのまま野菜を投入して揉み込むようにすれば、余計な洗い物もでませんよ。
こちらは大葉のおかげで、よりサッパリかつ清涼感が生まれました。きゅうりの歯ごたえもクセになります。
もし、居酒屋でこれがお通しとして出てきたら、そのお店のメニュー全部を全面的に信頼するレベル。
ビールも合うし、しっぽりと焼酎をオンザロックにしても合うでしょう。子どもには、そのままライスにオンしてひねポン丼に。
ほかにも、ミニトマトや薄切りの大根と和えても美味しそうです。
時期によって旬のお野菜と合わせれば、バリエーションも広がりますね。副菜としても活躍してくれるはず。暑くて食欲がわかないときや、さっぱりとした一皿を楽しみたいときにぴったりです。
・今回の味評価
★★★★★
理由: ポン酢で味付けされたひね鶏はしっとりとして、旨味たっぷり。味付けいらずで野菜と和えるだけなので簡単にもう一皿が出来上がるお手軽商品です。