こんにちは、旬を大切にした食事を手軽に食べたいヨムーノライターかもです。
新たな命が芽吹くこの季節、おいしい野菜といえば「新たまねぎ」。
通常のたまねぎと違って収穫後すぐに出荷されるため、楽しめるのは今の時期限定です。
辛味が少なく生でも食べられて、フレッシュなみずみずしさが魅力。
そんな「新たまねぎ」を存分に楽しめる、料理家・土井善晴先生のレシピに挑戦してみました!
新たまねぎの旨味をシンプルに引き出すレシピ
今回作ったのは、NHK『きょうの料理(2023年6月2日放送)』で紹介された、料理家・土井善晴先生の「新たまねぎの蒸し煮」です。
土井先生は、日本古来の「一汁一菜」の見直しを提案しています。
家庭料理のプロが「ごはんと具だくさん味噌汁でいい」と宣言したことで、毎日料理をする人たちの心の負担はどれほど軽くなったことでしょう。
そんな庶民の味方ともいえる土井先生のレシピは、材料も工程も少なくてとっても簡単。
面倒くさがり屋の私にもぴったりでした。
また、調味料も最低限だからこそ、新たまねぎのおいしさが存分に引き出されています。
では早速、調理します。
土井善晴先生「新たまねぎの蒸し煮」の作り方
材料(2人分)
・新たまねぎ… 2個(400~450g)
・豚肉 切り落とし…100g
・植物油…大さじ1
・塩…適宜
・粗びき黒こしょう…適量
・粉山椒…適量
作り方①新たまねぎの下ごしらえ
新たまねぎの皮をむいて、横半分(繊維に対して垂直)にカットします。
ボウルに水を張ったら、サッと水にくぐらせましょう。
これが火の通りをよくするポイントです。
親指で芯のあたりを押し出して、リング状になるようにほぐします。
重なっているものがあってもOK。ざっくりばらけたら次に進みましょう。
作り方②新たまねぎを炒める
フライパンに油を入れて、先ほどのばらした新たまねぎを加えます。
しかし、ここで想定外の事態が発生!
ばらばらになったことでかさが増して、新たまねぎがフライパンいっぱいに。
炒めにくかったので、一度重ねて入れ直しました。
火が通るとやわらかくなってボリュームが減るので、途中で菜箸でほぐしましょう。
一度ばらばらにしておかないと火の通りが遅くなるので、作り方①の工程は飛ばさないようにしてくださいね。
フライパンに収まったら、塩を振って中火で炒めます。