愛着の湧く収納家具やアイテムを選ぶ
家族が増えると、必要なものも多くなり、生活感も出てしまいがち。ちいさんの住まいでは収納アイテムにもこだわりを持つことで、心地よい空間を維持されています。
「賃貸だとどうしても、収納が限られてしまいます。そのため、好きな収納家具やアイテムで収納を増やしつつ、お部屋も好みの空間に整えられるようにしました」
見た目も収納力でもお気に入りだと話すのがUSMハラー。
「寝室にあるため出番は少ないけど、暮らしにはかかせないものを収納しています」
「上段は、まだ小さな子どものオムツなどをしまっています。外観がかっこよくて、まさかここに入っているとは思われないので上手く隠せていると思います」
下段は本棚として家族の書籍が収納されていました。
「USMハラーの上に小物をおくと2倍増でおしゃれに飾れるのも大好きなポイントの一つです。定期的にディスプレイを変えては楽しんでいます。寝かしつけ後に、USMハラーの扉でパソコン作業できるのも最高ですね」
作業部屋にもお気に入りの収納アイテムがありました。
「機能性を重視した昇降デスクはどうしてもオシャレには見えないので、シェーカーボックスを置いて、少しでも好きな空間に出来たらと考えています」
ボックスの中には、パソコン仕事の効率を高める機材や、リモコン類をまとめて収納。
好奇心旺盛なお子さんの目から遠ざけることもできて一石二鳥ですね。
リセットは気が向いたタイミングに
お子さんは二人ともまだ小さいこともあり、お部屋はすぐに散らかってしまいがち。ちいさんは、厳しく決めすぎない収納で心落ち着く住環境を整えられています。
「モノの帰る場所を決めて、部屋がごちゃつかないように気をつけています」
「おもちゃは全て子ども部屋兼作業部屋にまとめており、リビングで遊んだ後は子ども部屋へ片付けてもらうようにしていますね」
「それでも、子どもも片付けたくない日があるので、毎日キレイを保つことはできませんし、私も毎日リセットはできません。そのため、疲れている日は寝ることを優先して2〜3日に一度、定期的にリセットできるように心がけています。睡眠とリセットのバランスが大切ですね」
散らかっているものが目に入ると、ストレスのきっかけになるということで、LDKは見せない収納が中心。書類もリビング脇に設けられた収納スペースに細かく仕分けて保管されていました。
「キッチンも棚に仕舞うまでを大切にしていて、中はざっくりでも良いようにしています。自分に無理のない収納で続けられれる様にしていますね」
これまでの生活で集められてきた大切なインテリアが映える空間を作られているちいさん。今後は今のお部屋の理想をより突き詰めていきたいと話します。
「今の住まいで、大きく変えることはないと思っています。テレビを無くして、プロジェクターにすることで、空間をすっきりさせたいとか、お気に入りの照明やコンパクトなUSMハラーをもう少し買い足したいとか。今のお部屋の脇を固めるように理想の空間へ近づけていきたいですね」
仕事と暮らしで生活のほとんどを過ごすことになるお部屋と、自分が納得行くまで向き合い、空間づくりに取り組まれているちいさん。次のステップアップへ、確かな歩みの跡を感じる住まいでした。