コンシーラーの使い方は、肌の粗を隠すだけじゃないって知ってた? 簡単だけど確実に変わる、コンシーラーテクニック。今回は、なかなか消えないクマとくすみをカバーするコツを教えます。
立体感も美肌印象も、このひと塗りで!
まるで魔法なコンシーラーテクニック
先生は…
自然なのに美しい肌作りが得意
辻村友貴恵さん
ヘアサロン勤務後、福岡玲衣氏に師事し、独立。自由な発想と抜群のセンス、そして独自のアンテナでキャッチするトレンド感のあるメイクが人気。
ナチュラルに肌悩みを解決したい派
「まずは欲張らないことが大事! 全部を隠そうとしないで、気になるところに狙いを定めてカバーすれば美肌印象が高まります。コンシーラーは補正力がある分、付けすぎはヨレや崩れの原因に。少しずつ、軽やかに仕上げることを意識するだけで、今っぽい透け感のある美肌が作れます」(辻村さん、以下同)
クマのないスッキリ目元に
「クマや目頭からのびる、いわゆる“ゴルゴライン”によって生じる影は、ほんのり赤を差し込むことで、厚塗りせずともパッとキレイに中和できるんです。ペンシルなら狙った通りにきちんとカバーできるのも便利」
「レッド×光の効果がクマ消しに適任」。ケイト ピンポイントカラースナイパー RD ¥1320(編集部調べ)/カネボウ化粧品(限定品)
HOW TO
ファンデーションなどベージュを重ねると、より暗くくすんでみえてしまう濃いクマには、ほんのり赤みをプラス。影になる部分にラインを引いて、指で軽やかにぼかすだけで自然に美しくカバーが可能。
❶クマを消したい部分にペンシルでラインを引く。やや太めでOK。
❷ラインを指でなじませる。赤色が透けるなら上からFDを重ねて。
くすみのないハリ肌になれる
「ハリ感を出すには、色と光の効果を利用するのが正解。イエローで顔の中心と目周りのくすみを飛ばし、頬には赤で血色感を補いながらふっくらさせ、ご機嫌印象に。ツヤのあるクリームコンシーラーなら、なじみも自然で今っぽい雰囲気に仕上がります」
BEFORE
「赤、イエロー、ベージュの3色で自分の肌にぴったりな色を調整可能」。キャンメイク カラーミキシングコンシーラー 04 ¥825/井田ラボラトリーズ
MAP
パーンと張った印象を作りたい顔の中心&目元にはハイライト感覚でイエロー、カバー力が必要なくすみはベージュで対応。さらにふっくら感がマストな頬は赤、と3色でアプローチを。
HOW TO
❶くすみがちな目周りと鼻の根にAのイエローをのせ、明るく補正。濡らしたスポンジで、広げずにタップするようになじませる。