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「金利のある時代」になって、住宅ローンの返済負担・年収条件はどう変わる?

低金利で利用できる物件を選んで早めに契約

【フラット35】の2024年4月の返済期間35年の最低・最頻金利は1.82%です。金利が上がる前にこのままの金利で借りられる場合、毎月返済額は16万1,050円で、返済負担率35%に必要な年収は552万円です。

それが0.5ポイント上がって2.32%になると8.0%増えて17万3,960円の返済額となるため、返済負担率35%の必要年収は596万円に上がります。さらに、1.0ポイント上がって2.82%になると、毎月18万7,437万円の返済となり、返済負担率35%に必要な年収は643万円に。そのため、これからの金利上昇の前に、できるだけ低い金利で【フラット35】を利用するのが得策かもしれません。

【フラット35】を含めて、住宅ローン金利は申込み時の金利ではなく、物件の引渡しを受けて、正式にローン契約を締結、融資金が下りた段階の融資実行時の金利が適用されます。注文住宅の場合は何度もの打ち合わせを経て、詳細設計が決まってから着工するため、竣工までには1年以上かかるでしょう。大規模なマンションでは、竣工が2年先、3年先という物件もあります。このような場合、融資実行時には金利が上がっている可能性が高いのではないでしょうか。

それに対して、売主が退去している中古住宅や完成済みの新築住宅であれば、すぐに引渡しを受けて、現在の低い金利で利用できる可能性が高まります。できるだけ低い金利で利用、負担を軽くするためには、すぐに引渡しを受けられる物件を選んで、早めに購入するのが得策かもしれません。

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