余白を大切にし、窮屈にならないように
お部屋の中で、色合いと同じく大切にされていたのが余白を作ること。
「広い部屋ではないので、余白を作るようにして窮屈にならないようにしています。もともと、物数は多くなかったのですが、生活する中で本当に必要なものかは常に考え、見直していますね」
キッチンも長年住まわれているとは思えないほどすっきりとしていて、綺麗に使われていました。
「出窓がありディスプレイとして使えるのも、この住まいで気に入っているポイントです」
器類なども必要最低限に使う分だけ。新しく増やされる際には、今使っているものをどうするかを考えて。
「物にこだわりのあるお店のディスプレイが好きで、そういうお店って大量に並べるというよりは、ひとつひとつ、大切に飾るようにディスプレイされているので、自分の住まいもそうありたいと思っています」
スッキリとした空間で、お気に入りのアイテムもよりひとつひとつが際立つように。
「中根楽さんの花器は、好きなお店で知って購入しました。加工でひび割れてるデザインが珍しくて気に入っています。作家さんも若くて、モダンな感じが住まいにも馴染んでいると思いますね」
今後に向けては照明やスピーカーなど住まいにこだわりを持つ中で、変えられていなかったものにも手を加えていきたいと話すHarukawaさん。
「ダイニングスペースで使っているイサムノグチのAKARIは気に入っているのですが、リビングスペースがまだ好みのものに変えられていません。いくつか候補はあるので、吟味して決めたいと思っています。レコードプレイヤーに合わせてスピーカーも良い物にしたいですね」
「この住まいもインテリアが少しずつ揃ってきたので、フロアタイルを敷いてギャラリーのような空間にしたいと思っています。次に住むなら出来れば今と違う間取りの住まいで、メゾネットの物件に憧れがあります」
愛猫との暮らしで、少しずつ住まいへのこだわりも変わってきていたHarukawaさん。今回の住まいで揃えられたものを大切に、どんなお部屋を作っていかれるのか。今後のイソちゃんとの暮らしとともに、住まいの変化も楽しみですね。
Harukawaさん(@seiya_harukawa)さんのInstagramアカウントはこちら
text&photo : Tsubottle
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出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)
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