金子眼鏡では、仕上げの最終工程でつるにブランド名を刻印しています。使うのは金箔または銀箔。プリントと比べて手間がかかるうえ、刻印に失敗したらせっかくここまでつくり込んだ眼鏡をだめにする恐れもあります。
それでも刻印にこだわるのは、「長く使っていただいて擦り切れたとしても、跡が残ればかっこいいから」(大橋さん)なのだそう。
「私たちは眼鏡をつくっている」
工程に関わったすべてのスタッフの誇りが、ここに刻み込まれています。
【前編はこちら】 最先端ロボットは匠の技を支えるためにある。金子眼鏡が鯖江で起こした"産業革命"