Akiko Kobayashi / OTEMOTO
佐渡さんは社長でありながら、カフェで接客や食器洗いをすることもあれば、製薬会社で通販の漢方の注文を受けることもあります。
電話で「おたくだから注文したい」と言われるたび、祖業の重みを感じるのだと話します。
「人と人との信頼関係やつながりは、配置薬業が大切にしてきたことであり、一代では決して築けないものです。先代に感謝するとともに、こうしたぬくもりこそが真の健康につながると考え、この空間を通して提供していきたいです」
特集:時を超えた価値
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