インテリアを自分好みのアイテムで揃えられるのは、一人暮らしの醍醐味。今回はワンルームの部屋を自分らしいインテリアで統一した素敵なお部屋をピックアップします。部屋を広く見せるコツや雰囲気作りのコツもご紹介するので、参考にしてくださいね。
■ROOM1. ダイニングもリビングも詰め込んだ、15.6㎡のワンルーム
バッグデザイナーとしてご活躍されているリネンさんのお住まいは、15.6㎡、約7.5畳のワンルーム。小さな空間に、作業をするためのアトリエスペース、ベッドルーム、リビング、ダイニングと、全ての「ほしいもの」を詰め込んだお部屋です。
窓際の明るい場所にはベッドスペース、ソファを置いたリビングスペース。クローゼットが小さいため、ベッドとソファの下には無印良品の収納ケースを置き、オフシーズンの衣類などを置かれているそう。
奥には、ミシンなど作業に必要な道具を置いたアトリエスペース。
小さなキッチンには、おけるサイズのテーブルが見つからず、テーブル足を購入し、天板をカットしてもらって小さなダイニングテーブルを自作。
キッチンにはグレー、玄関には淡いパープルの壁紙を貼って、カスタマイズされています。
「パリの小さなアパルトマンに憧れていて。花と緑に癒されるノスタルジックなアトリエが部屋のテーマです。心地よい空間で制作をしたいという夢があって、今それが叶っているという感じです」
ソファはIKEA、ダイニングテーブルはソファの高さに合わせて沼津の「KINOKA」でオーダーしたもの。作業や食事をしたり、お友達を招いたときにもここで過ごすのだそう。
「はじめはローテーブルを置いていたんですけど、リラックスはできるけど作業の場所がなくて。小さいテーブルでは大きな生地を広げたりパターンをひいたりできないので、真ん中にどーんと、この部屋の広さからすると大きめのダイニングテーブルを置いたことが、一番よかったです。作業台兼ダイニングとして、使い勝手がすごくいいですね」
「買ってよかった」という「DRAW A LINE」は、照明としてはもちろん、ドライフラワーを吊り下げたりと、小さなお部屋で大活躍。
小さな空間に「ほしいもの全部」を詰め込んで、ノスタルジックな世界観の素敵なお部屋をつくられていたリネンさん。狭いからと諦めず、工夫やアイディアでこんなふうに暮らしてみたい、と憧れるお部屋でした。
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■ROOM2. 12畳ワンルーム、「白い部屋」を生かしたインテリア
WEBデザイナーとしてご活躍されているRikiさん。新社会人になり、初めての一人暮らしに選ばれたのは、12畳ほどのワンルーム。「白い部屋」にしたいというイメージがあったというRikiさん。こちらのお部屋は新築で、余計な装飾がなくシンプルな内装が決め手に。
ダークブラウンだった床にはより広く見えるように明るいグレーのタイルカーペットを敷き、白のブラインドをとりつけて、無機質でシンプルな空間に。
ベッドサイドにあるお気に入りのIKEAのチェストは、現行品がなくネットオークションで落札したもの。こちらも白を選ばれています。
上には、お気に入りの香りのアイテムなどが並んでいました。
「広めのクローゼットがあるので服はほとんどそこに収納していますが、小物などは全てこの棚にしまっています。あまりものを増やしすぎず、ものをおく場所はポイントで絞って、無機質な空間になるように心がけています」