美しく健康的な人が多いイメージのピラティスやヨガの講師たち。彼女たちの輝きの裏側には、一体どんな秘密があるのでしょう。今回は、ピラティス、ヨガ講師として活躍する30代女性に、食事や美容のこだわりについて聞いてみました。真似すれば、ワンランク上の美を目指せるかもしれません。
1.Maiさん(ピラティストレーナー)
現在カナダ在住のMaiさんは、日本のピラティスブームに先駆け、2014年からピラティスの指導を開始。2022年にはカナダで自宅スタジオをオープンさせました。確かな指導力で、オンラインクラスはキャンセル待ち多数。プライベートでは国際結婚をし、2児の母です。
(Instagram:@__maipilates__)
【食事】できるだけ無農薬、植物性を
インナービューティーを大切にしているというMaiさんは、野菜と果物はファーマーズマーケットで無農薬のものを農家さんから購入。カナダでは、ほとんどのスーパーでオーガニック商品が販売されているため、Maiさんも「誰から何を買うか」を意識するようになったそう。
「ミルクは、植物性のオーツミルクにしています。カフェラテが好きでよく飲みますが、牛乳だとお腹が痛くなってしまうんです。オーツミルクは牛乳より低脂質・低カロリーで、食物繊維も豊富なので気に入っています。好きなものは我慢せずに、自分の体に合った形で摂るのが良いなと思います」(Maiさん)
【美容】食べて動いて作るヘルシーボディ
「最新の美容情報には疎いんです。健康的な食べ物を食べて、気持ち良く動くのが私にとっての美容法ですね」と語るMaiさん。
腸内環境を悪くするジャンクフードは極力減らし、肉や魚類、大豆製品などから良質なタンパク質を摂ることを心がけています。産後に肌の衰え、抜け毛がひどかった時期に、タンパク質をしっかり摂る食生活に切り替えてみたら調子が良くなった経験があるそうです。
自宅スタジオで子どもたちと身体を動かして、リフレッシュするのが日々の習慣。週末には家族でハイキングに出かけ、運動がてら自然に触れて、ストレスを発散しているといいます。
2.Yumaさん(ヨガインストラクター)
音楽とヨガを融合した「Music Feel Yoga」の考案者。都内有名スタジオでレッスンを担当する傍ら、指導者育成の立場としても活躍し、著名ヨガイベントにも多く出演しています。
ヨガ講師になったきっかけは、大人になってからNYに単身留学したこと。日常の一部にヨガを取り入れているニューヨーカーのライフスタイルに感銘を受け、帰国後、勤めていた会計事務所を辞めてヨガインストラクターに転身しました。
(Instagram:@yumayoga07)
【食事】食事制限をする代わりに、栄養価を意識
華奢な体型のYumaさんですが、食事制限は一切していません。「大好きな甘いものを我慢してストレスになってしまうくらいなら、食べた方が絶対幸せ!」という前向きなマインドの持ち主です。
ただ、栄養バランスへの意識は高く、甘いものを選ぶときも、できる限り果物のビタミンやミネラルが摂れるものにしているそうです。
「最近は、アサイーボウルにハマっています。特に、東京・外苑前にある『Tokyo Juice』のアサイーボウルがお気に入りです」(Yumaさん)
※アサイー
抗酸化作用に優れたポリフェノールの一種「アントシアニン」が豊富に含まれることから、美容効果が高いと言われている食材
【美容】無添加セサミオイルに夢中
子どもの頃から肌が弱く、アトピー体質に悩んできたというYumaさん。高級な美容液を使うなど、いろいろ試してきましたが、この1年間は無添加のセサミオイルに夢中だそうです。
「毎日セサミオイルを顔、全身に塗っているんですが、お肌の調子がすごく良くなりました!もう高級な美容液はいらないかもしれません」(Yumaさん)
※セサミオイル
植物由来で刺激が少なく、お肌が弱い方でも使いやすいのが特徴。主成分は抗酸化作用のある「リノール酸」と「オレイン酸」です。
3.Aikoさん(ヨガインストラクター)
都内上場企業の社員として働きながらヨガ講師をしているAikoさん。Google社などで社員の方向けにレッスンを行う、1児の母です。
ヨガとの出会いは、航空会社に勤務していたとき。多忙な毎日の中、ヨガによって心身のバランスが整えられることを実感し、もっと広めたいという気持ちから本場インドに渡って資格を取得しました。
(Instagram:@aikowatanabe)