神奈川・箱根のポーラ美術館にて、新たな展覧会「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」 が開幕。
“色彩”をテーマに、色彩の役割についてあらためて考察する展覧会です。
初めてポーラ美術館に展示される新作のほか、モネやルノワールといった人気の印象派、そして写真映えする草間彌生さんの展示など、見どころが盛りだくさん。
アート好きさんもそうでない人も、気軽に“色”の世界に触れることができますよ。
ポーラ美術館で「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」がスタート
自然豊かな箱根に位置する、ポーラ美術館。外には遊歩道も整備されており、建物内だけでなくまわりの景色も楽しめる美術館です。
そんなポーラ美術館で、2024年12月14日(土)より「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」が開幕。
近代から現代までの美術家による“色彩”とその表現に注目し、色の秘密に迫る展覧会となっています。
ゲルハルト・リヒター《ストリップ(926-3)》(2012)
スマホやPC、ゲームなどの画面を見る時間が長くなり、液晶に触れていることが多くなった現代。
画面には何色もの色が作り上げられていますが、一方で自然の色を見る機会は減りつつあるのではないでしょうか。
“現実の色”より“仮想の色”に慣れてしまった今だからこそ、色彩とその表現に注目したといいます。
展示会場
普段じっとスマホを見ている人も、美術館にいる時間だけはポケットに片付けて、豊かな色彩の世界を堪能してみませんか?
印象派から現代まで、幅広いアーティストの作品を一堂に集結
展示会場
本展の魅力のひとつが、その展示内容の幅広さ。
モネやルノワールといった19世紀フランスの印象派から、草間彌生さんなどの現代作家まで、多種多様なアート作品が展示されています。
ベルナール・フリズ《Ijo》(2020)
『第1部 光と色の実験』では、近代から現代にいたる色彩の美術史を紹介。画家たちの色彩の表現の仕方や、その変遷に注目してみてくださいね。
また本展では、ポーラ美術館の名品を中心に、近年新たに収蔵した10点の初公開作品も含まれているのだとか。
過去に美術館を訪れたことがある人も、また新たな作品を楽しめます。
小泉智貴《Infinity》(2024)