『第2部 色彩の現在』では、現代の作家たちの作品を展示。
今までの技法とは異なる、独創的な方法をあらたに考案したり、独自の色彩を探究したりする、さまざまな造形表現を見ることができますよ。
絵画だけでなく、工芸や立体作品など、多種多様な作品が鑑賞できるのもうれしいポイント。芸術に詳しくない人でも気軽に楽しみやすく、作品や色彩について考えるきっかけになりそうですね。
草間彌生《無限の鏡の間-求道の輝く宇宙の無限の光》(2020)
そして特に注目してほしいのが、最後に展示されている草間彌生さんの《無限の鏡の間-求道の輝く宇宙の無限の光》(2020)。
日本初公開となる作品で、反射する鏡面の空間の中に、多くの水玉が浮いています。次々と色が変わっていき、まるで宇宙空間にいるような不思議な気分に…。
草間彌生《無限の鏡の間-求道の輝く宇宙の無限の光》(2020)
草間さんらしい、鮮やかな色彩の水玉ワールドはかなり迫力満点。
展示の部屋に入る時間は30秒ほどと限られているので、しっかりとその様子を目に焼き付けてくださいね。
ショップではオリジナルグッズも販売中
ミュージアムショップには、本展のオリジナルグッズも登場しています。
MOTHERHOUSEとのコラボによる「COLORS チョコレート」(税込2484円)は、カラーズ展オリジナルのチョコレート。
中のカラフルなチョコレートは、天然由来成分によって色と味が付けられているそうです。
こちらは、アンディ・ウォーホルへのオマージュとして、色あざやかな図像をリフレインさせる山本太郎さんの作品をデザインに落とし込んだ「山本太郎「Flowers Iris」トートバッグ」(税込3520円)。
薄手で持ち運びやすく、A4サイズもすっぽりと入ります。
展覧会のオリジナルロゴをモチーフとしたアクリルキーホルダー、「COLORS キーリング」(税込1680円)もとってもキュート。
カラフルなグラデーションパーツとカラーズロゴの、2枚のアクリルが重なっています。リング部分の色はホワイト/イエロー/ブルー/ピンクの4パターンから選べますよ。
レストランでの新メニューも
美術館内にあるレストラン アレイでは、15:00〜17:00のティー&軽食タイムメニューに「選べるハーブティーセット」が仲間入り。
9種類のハーブティーから好きなものを選び、サンドイッチなどの軽食と併せて楽しめます。展覧会を鑑賞したあとは、ぜひレストランにも立ち寄ってみてくださいね。
カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ
場所:ポーラ美術館 展示室1、2、3、アトリウム ギャラリー(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285)
会期:2024年12月14日(土)〜2025年5月18日(日)
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
公式サイト:https://www.polamuseum.or.jp/sp/colors/