「また会いたい」人になる
責任感の強い彼女らしく、言葉のひとつひとつに重みがある。目の前の仕事に1つ1つ丁寧に向き合ってきたからこその「今」なのだ。
インタビューを終えてすぐ、今夜の夕飯の話を振ると「え~何にしようかな? あ、鮭だな、鮭を焼きますよ、料理ですか? もう家事は好きじゃなくて、しゃあなしですよ毎日(笑)。」と、はははは! と天井を向いて笑った。
いい仕事をするのはもちろんだけど、やっぱりこのさわやかで率直な人柄が、エンドレスな仕事に繋がっているに違いない。誰もが「また会いたい」と思う、そんな人だからだ。
◆鯱もなかの逆襲 単行本 古田憲司 (著) ワン・パブリッシング