旅好きな人はすでにご存知とは思いますが、IHGホテルズ&リゾーツのブランドのひとつ、“ホテルインディゴ”は、箱根や軽井沢、渋谷など、日本の文化が色濃いエリアでその土地の個性と歴史や文化を照らし出すユニークなコンセプトを掲げるライフスタイル・ブティックホテルブランドです。そんなホテルインディゴの中から今回は、ふたつの国宝を抱く中部圏の奥座敷・犬山に立つ「ホテルインディゴ犬山有楽苑」の魅力をご紹介。快適な滞在はもちろん、その街の魅力をまるごと体験できて好奇心を刺激してくれる———<大人の女子旅>にぴったりなホテルなんです。
到着して真っ先に目に飛び込んでくるのが、エントランスロビーの大きなガラス窓から臨む犬山城。ホテルインディゴ犬山有楽苑は、国宝五城のひとつ「犬山城」と隣接する国宝茶室「如庵」という、ふたつの国宝の歴史と文化を肌で感じながらステイできるホテルなんです。
非日常空間にワクワクが止まらない!
今回は東京から新幹線と名鉄を乗り継いで最寄駅の「犬山遊園駅」まで、そこからは徒歩7分と適度な旅気分を味わいながらやってきました。
竹林と手入れされた枯山水庭園が美しいエントランスに出迎えられて、これからはじまる旅の期待感が高まります。
非日常感を演出してくれる正面エントランス
夜のライトアップで神秘的な竹林と枯山水の庭園
心が躍る!色鮮やかな歴史と文化が散りばめられた館内
インテリアやホテルのいたるところがカラフルでオシャレ!そんな第一印象の館内は、犬山のビビッドな歴史と文化のストーリーがぎっしり詰まっているんだそう。
ユネスコ無形文化遺産の犬山祭の名物、からくり人形を乗せた13輌の車山をモチーフにしたインテリアや、近隣を流れる木曽川で1300年受け継がれてきた鵜飼からインスパイアされたアートウォール、国宝茶室「如庵」へのオマージュとしてデザインされた円窓など。
廊下の壁やカーペットにも、犬山の街に関連したさまざまなアートが施されているので、宝探し感覚で見つけてみるのもおすすめです!
犬山祭をイメージしたラウンジ
犬山祭(ユネスコ無形文化遺産)のクライマックスの雰囲気を表現したラウンジが、ドラマティックな旅の始まりを演出してくれます。
エレベーターホールから見える犬山城
エレベーターホールや客室階の廊下やカーペットに散りばめられた、心躍るアートにも注目してみて♪
犬山の歴史と文化を感じられるレセプション
木曽川の伝統「鵜飼」のかがり火がダイナミックに表現されたアートウォールや円窓
お部屋でも犬山の魅力を満喫!
館内の共有スペースだけでなく、客室にも心が躍る仕掛けが満載なんです。まずお部屋に入って目につくのが、犬山城から木曽川、城下町を見渡す景色を描いた浮世絵に現代的なアレンジをしたアートウォール。そして今回泊まったのが「国宝犬山城ビュープレミアム」なので、窓の外にはリアルな犬山城!このシチュエーションはお城好きにはたまりません♡
国宝茶室「如庵」の縁甲板をイメージしたフローリング、鵜飼で使われる木船をモチーフにしたヘッドボードや斜めに配したダミーのふすまアート。ドロアー、TVボード、ミニバー、インテリアなど、いたるところで地元の景観やローカルカルチャーを感じられる遊び心が施されています。
ただ寝るだけじゃなく、お部屋に帰ってからも好奇心を刺激してくれるなんてワクワクしますね♪
国宝犬山城ビュー プレミアム
お城を眺めながら寝られるなんてロマンティック♡
環境に配慮したオーガニックなアメニティーも魅力的
温泉への移動は浴衣と下駄でOK