「大阪・関西万博」を初心者でも楽しみ尽くせる!サウやヨルダンなど感動のパビリオンから絶品グルメ、サンリオ×みゃくみゃくグッズなど注目お土産&「OMO7大阪(おも) by 星野リゾート」の宿泊情報までまるっとレポート。
CONTENTS
- 感動と発見がぎゅっと詰まった「大阪・関西万博」おすすめパビリオン&グルメ案内
- 1.サウジアラビア館で未来と伝統を体感
- 2.芸術と再生の旅、イタリア館で心ときめくアート時間
- 3.ヨルダン館で映画の世界を歩く没入体験、本物の砂で再現されたワディ・ラム
- 4.自分を"リボーン"する体験、大阪ヘルスケアパビリオン
- 5.一人ひとりのストーリーが、未来を変える力になる!ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier
- 音楽と自然が響き合う、オーストリアパビリオンで感じる五感のシンフォニー
- 会場でしか食べられない!万博グルメで世界一周
- 7.お昼前に完売!ポルトガル館のエッグタルト
- 8.イタリア館のピンサ&ジェラート
- 9.カルダモン香る異国の時間、ヨルダン館で味わう中東流ティータイム体験
- 10.ひと息つきたいときは「コモンズ」へ
- 11.お土産にもぴったり!みんな大好き「みゃくみゃく」グッズ
- 12.「OMO7大阪 by 星野リゾート」で叶える、特別な“大阪・関西万博の旅”
感動と発見がぎゅっと詰まった「大阪・関西万博」おすすめパビリオン&グルメ案内
この夏、注目のお出かけスポット、2025年春から開幕した「大阪・関西万博」。世界中の国や地域が集まり、最先端の技術やアート、グルメやカルチャーを通して"未来のヒント"が体験できる夢のイベントです。
「行ってみたいけど、どこからまわればいいの?」「初心者でも楽しめる?」と不安に思っている方も大丈夫。今回は、「大阪・関西万博」のブロンズパートナーホテル「OMO7大阪(おも) by 星野リゾート」に宿泊し、実際に万博を何度も訪れているスタッフさんに教えてもらった"とっておき情報"と共に、注目のパビリオンから万博限定グルメ、おすすめの休憩スポット、そして旅の拠点にぴったりなホテル情報まで、LOCARI編集部の万博体験をまるっとレポート。
1.サウジアラビア館で未来と伝統を体感
「本物」に触れ、未来を考える。壮大な世界観に包まれるひととき
今回の万博で話題なのが、圧倒的なスケールで人気を集めるサウジアラビア館。パビリオンに入った瞬間に目に飛び込むのは、サウジアラビアの古い街並みを再現した圧巻の空間。まるで異国にトリップしたような、没入感たっぷりの体験に思わず息をのむはず!
この建築は、世界的な建築事務所が手がけた本格仕様。石材はなんとサウジアラビアから直輸入され、ひんやりとした質感がそのリアルさを物語ります。アラビアの伝統衣装を纏ったスタッフも印象的で、アラビアンホスピタリティに包まれた特別な時間が過ごせます。
さらに注目なのが、未来へ向けた取り組み。海の塩分濃度が高く美しいサウジアラビアの海にちなんで、既存のサンゴを3Dプリンターで再現。万博期間中、1日1個、合計330個が作られ、日本の海へと還元されます。しかもその素材は自然由来で無害。10時間かけて精密に製作されるサンゴは、まさに"未来と自然の共生"を象徴するアートです。
アラビアンホスピタリティを感じる、コーヒーとデーツの優雅な時間
ここで人気のアクティビティが、アラビックコーヒーのふるまい。
黄金色に色づいたサフラン入りのコーヒーは、目にも鮮やか。浅煎りのコーヒー豆に、カルダモン・クローブ・サフランなどを加え、独特のスパイス香る味わいに仕上げられた一杯は、サウジアラビアのおもてなし文化の象徴ともいえる存在。フィンジャンと呼ばれる小さな器に注がれたコーヒーを、甘くて柔らかいデーツと一緒にいただくスタイルは、まるで日本の「抹茶と和菓子」のような落ち着いたひととき。
パビリオン限定のスーク(市場)では、ここでしか手に入らない雑貨もずらり。アラビア語が描かれたTシャツやパーカー、人気のデーツは完売していることも多いので、見つけたらぜひゲットしてみて。
2.芸術と再生の旅、イタリア館で心ときめくアート時間
本気度がすごすぎる!「イタリアだけガチすぎ!」とSNSでも話題
アート好きなら絶対に外せないイタリア館。「芸術は命を再生する」をテーマに掲げいていて、SNSでも「イタリアだけ本気度が桁違い」と話題になるほど、その展示内容の"本気っぷり"が注目を集めています。
エントランスで目に飛び込んでくるのは、30個のセラミック製の心臓が鼓動するインスタレーション。心音にあわせて光がまたたき、命の誕生や再生を連想させるような空間演出に思わず引き込まれます。
見どころは、ナポリから運ばれてきた重さ2トンの世界的文化遺産「ファルネーゼのアトラス」像。紀元2世紀に彫られたこの彫像は、多数の星座が刻まれた超精密な造形で、まさに"宇宙と人体の融合"を感じさせるアートピースに感動!
弥生時代の日本と同時代に、こんなにも洗練された芸術が存在していたことにも驚かされます。
ミケランジェロが一度制作を中断し、のちに完成させたとされる「復活のキリスト」像は、気品ある表情と静かな力強さが特徴の名作。今回はその幻の初期作を忠実に再現した展示で、彼の完璧主義がにじむ"もうひとつのキリスト像"に出会えます。
また、カラヴァッジョによる名画「キリストの埋葬」も見逃せないポイント。マグダラのマリアが見せる絶望の表情は圧巻で、観る者の胸を打ちます。それぞれの登場人物が言葉にならない感情を抱えており、絵の前に立つと、別れの余韻がひしひしと伝わってきます。
注目は、レオナルド・ダ・ヴィンチによる貴重な手稿「コーデックス・アトランティクス」。建築、光学、力学など多岐にわたるスケッチとメモからは、芸術家でありながら科学者でもあった彼の"天才的思考"がひしひしと伝わります。
会期中は前半・後半で内容が入れ替わる展示形式のため、訪れるたびに新しい発見があるのも魅力のひとつ。まさに、"科学と芸術の融合"をリアルに体感できる展示です。