購入時に色合いを選べない商品は買った後にひと工夫。
「パッケージがごちゃごちゃした日用品はボトルに詰め替えをしたり、物選びという意味でも色は慎重に選んでいます」
スペースによっても変化をつけて、在宅での仕事が中心ということで、デスクは椅子から見える景色にこだわりを持っているのだそう。
「グリーンを見える位置に置いたり、ガジェットもブラックに統一したり。色は最小限に抑え、すっきりと無駄な部分がないように工夫しています」
壁面はアイテムを加えることで印象を変えながら楽しまれていました。 中でもお気に入りはバウハウスのポスターと、旅先で購入されたという木彫りの熊。
「バウハウスのポスターはサイズ感もよく、部屋をおしゃれに見せてくれるので前の住まいから気に入って飾っています」
「木彫りの熊は、鮭を咥えてないタイプのものをずっと探していて、大好きな尾道を旅した際に購入しました」
廊下には好きなアーティストのCDが飾られています。
お気に入りのものも増えたことで、毎日ほんのり幸せな気持ちで眠りにつくことができるようになったと話すものことさん。
「ライトの調光もできるので、本を読んだりマッサージをしたり、時間帯と過ごし方に合わせて心地よい空間になっていますね」
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■ROOM3. ワンルーム・15.6㎡の一人暮らしインテリア
バッグデザイナーとしてご活躍されているリネンさんのお住まいは、15.6㎡、約7.5畳のワンルーム。小さな空間に、作業をするためのアトリエスペース、ベッドルーム、リビング、ダイニングと、全ての「ほしいもの」を詰め込んだお部屋です。
窓際の明るい場所にはベッドスペース、ソファを置いたリビングスペース。クローゼットが小さいため、ベッドとソファの下には無印良品の収納ケースを置き、オフシーズンの衣類などを置かれているそう。
奥には、ミシンなど作業に必要な道具を置いたアトリエスペース。
小さなキッチンには、おけるサイズのテーブルが見つからず、テーブル足を購入し、天板をカットしてもらって小さなダイニングテーブルを自作。
キッチンにはグレー、玄関には淡いパープルの壁紙を貼って、カスタマイズされています。
「パリの小さなアパルトマンに憧れていて。花と緑に癒されるノスタルジックなアトリエが部屋のテーマです。心地よい空間で制作をしたいという夢があって、今それが叶っているという感じです」
ソファはIKEA、ダイニングテーブルはソファの高さに合わせて沼津の「KINOKA」でオーダーしたもの。作業や食事をしたり、お友達を招いたときにもここで過ごすのだそう。
「はじめはローテーブルを置いていたんですけど、リラックスはできるけど作業の場所がなくて。小さいテーブルでは大きな生地を広げたりパターンをひいたりできないので、真ん中にどーんと、この部屋の広さからすると大きめのダイニングテーブルを置いたことが、一番よかったです。作業台兼ダイニングとして、使い勝手がすごくいいですね」
「買ってよかった」という「DRAW A LINE」は、照明としてはもちろん、ドライフラワーを吊り下げたりと、小さなお部屋で大活躍。
小さな空間に「ほしいもの全部」を詰め込んで、ノスタルジックな世界観の素敵なお部屋をつくられていたリネンさん。狭いからと諦めず、工夫やアイディアでこんなふうに暮らしてみたい、と憧れるお部屋でした。
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