20㎡のリノベーションワンルーム。シンプルなデザインやサイズ感にこだわった家具選びなど、参考になるアイデアがたくさん詰まった一人暮らしのお部屋を拝見しました。
内装が気に入った、リノベーション賃貸のワンルーム
サキさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、約20㎡のワンルーム。
無垢のフローリングが気に入ったというお部屋。内装の白&茶色をベースに、フリマサイトで偶然出会ったという一点ものの赤いヴィンテージのラグをアクセントに、素敵なお部屋をつくられています。
新しくつけられているキッチンもスタイリッシュ。「ワンルームでキッチンが見えていてもそんなに気にならず、インテリアの一部みたいなところが気に入っています」
持ち運びのしやすい家具を中心に、フレキシブルに楽しむ
小さなお部屋をうまく使いこなすために、汎用性の高いアイテムを選ぶようにしているというサキさん。ローテーブルは折りたたみも可能なアウトドアブランドのユニフレームのもの。
「木とステンレスのデザインなので、たたんで立てかけておいてもインテリアのじゃまにならず、わりとどんなふうにも合わせやすいです。10年ぐらい使っています」
ベッドは無印良品の木製ベッドフレームで、湿気の気になる夏は脚をつけ、冬は寒さの気になる窓際から離し、脚を取り外したロースタイルにすることも。
特に気に入っている家具は、アルテックのテーブルとスツール。絶妙なサイズ感とシンプルなデザインで、お部屋のあちこちに移動し模様替えを楽しまれています。こちらもフリマサイトを使ってヴィンテージのものを手に入れたそうで、賢い購入の仕方も参考になりますね。
もうひとつ、「どんなふうにも使いやすい」というお気に入りのアイテムは、作家さんにオーダーしてつくってもらったというアイアンの棚。
「アイアンと足場板の組み合わせで、雑誌をおいてもいいし、キッチンでお茶碗おいてもいい、テレビボードとしても使えます。どこに引っ越すのでも持っていっています」
現在の棚の上は、お気に入りのものが並ぶコーナー。コンパクトなパッケージがかわいらしいhibiのお香は、燃焼時間が10分ほどと短いところも使いやすいんだそう。
「サイズ的にも小さく、いろんな香りがあって楽しめるので、プレゼントにもいいです」
キッチンのツールバーにも、ポストカードなどを飾って楽しまれているサキさん。市販の洗剤などのアイテムはシンプルな容器に詰め替えて使うことも、ワンルームのキッチンを生活感なく整えるポイントのひとつ。
そしてお部屋に欠かせないのはたくさんのグリーン。「いろんな形や高さのものを置いたり、天井から吊るしたりして、部屋に立体感を出しています」
20㎡のワンルームに、フレキシブルに使える家具を配置して、すっきりと使いこなしていらっしゃったサキさん。
小さな1K・ワンルームで新生活を始める方に、ぜひ参考にしてほしい工夫やアイデアがいっぱいありました。
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text : Miha Tamura / photo : @chiro_meshi