同棲をきっかけに今回の住まいへ引越されたkohさん。一人暮らしの時より広くなった住まいに合わせて、DIYしたインテリアに壁面も有効活用しながら楽しまれているお部屋づくりについてお話を伺っていきます。
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植物と一緒にご飯を食べられるダイニング
一人暮らしの時からの趣味も楽しめるよう住まいを探されたkohさん。現在の住まいは周辺環境もお部屋づくりも暮らしが楽しみになる物件だったそう。
「奥さんと二人暮らしを始めるタイミングで引越しを考え、部屋を探していたときに見つけたのがこのお部屋でした。駅前の商店街が栄えていて、親しい友人が隣駅に住んでいたので、遠出せずとも楽しく過ごせそうなのがよかったです」
「お部屋を見た時にずっと日が差し込んでる明るい空間が気に入りました。一人暮らしの頃から植物を育てていたので、植物も自分たちも過ごしやすそうな部屋だなと思いこの部屋に決めました」
「引越してはじめの頃はどこに何を置くのが良いか考えていましたが、今は大体決まって、気分転換がてら小物で模様替えをしながら楽しんでいます」
お部屋の中でも特に思い入れがあるのがダイニングスペース。
「できる限り植物に囲まれて過ごしたいと考えた結果、植物と一緒にご飯を食べられるスペースにしてしまおうと、テーブルを奥さんとDIYして作りました」
「デザインは自分で考え、天板の大きさや形を型紙で用意した後、ホームセンターでカットしてもらう予定でしたがラウンドする形状をカットしてくれる場所が近くになくて。奥さんの家族の協力もあり見つけたお店でカットしてもらうことができました」
「見た目も、最初は木材だったんですけど、モルタルから木が生えている感じを表現したいと思い色合いにもこだわりました。コンクリート調の塗料を3色を使わせて、ちょっと深みのあるモルタル調の天板に塗装しています」
美しいグレーの天板に映えるのが鮮やかなブルーの脚。「ランプ式のレッグはAmazonで購入したものです。空間に色合いを足してくれていて気に入っています」
最後の仕上げは、理想のイメージに合う植物とともに。
「特徴的な曲がっている幹が可愛いなと思って、アムステルダムキングを選びました。天板から木が生えてきてるようなイメージでスタイリングをしています」
テーブルの上にも華やかさを出すための植物を飾って、まさに理想通りの植物に囲まれた暮らしを実現されていたkohさん。植物の数を増やすのではなく、楽しむために魅力的な演出を考えられていることに、より深いこだわりを感じました。
見た目も香りも好きなサイドボード周辺
住まいの決め手にもなっていた日当たりのよさ。南向きの窓辺では、その特徴を活かした楽しみ方をされていました。
「日当たりの良い窓辺は、植物たちの居心地もいいかなと思って植物をスタイリングしつつ、自分にとっても心地良い空間にするためディスプレイするものを考えています」
印象的なのは木の色合いやデザインが美しいサイドボード。
「英ミッドセンチュリーのヴィンテージサイドボードで、脚の造形が他にはないデザインに惹かれて購入しました。購入するにあたって様々なショップで探しましたが、見た中で1番かっこいいと思うくらいお気に入りです」
サイドボードの中は、夫婦共通のスペースと各々専用のスペースも設けているそう。
「隠したい細々したものをまとめて収納しています。今は部屋が広くないので、脚の造形があまり見えませんが、将来広い部屋に住めるようになったら、余白のある空間に置いて、スタイリングしたいです」
サイドボードの上は、音楽を楽しむためのスピーカーに好きな香りものが並べられています。
「スチールを削り出したデザインが好きで、インテリアとしても多く取り入れています。framaのオイルディフューザーもそのひとつでアート作品のようなデザインが気に入っているアイテムです」
「円筒に、傾けたプレートが溶接されているだけのソリッドな見た目と、シルバーの削り出しのヘアラインに惹かれて購入しました。プレートの下にキャンドルをセットして使用するのですが、隙間から漏れてくる灯りの揺らぎが、無骨な造形とかけ離れた雰囲気を出してくれます」
日の光が楽しめるようにウィンドウトリートメントもカーテンではなく、ブラインドを使用。
「日の光と影がダイニングテーブルに映し出されれるのが、好きな景色のひとつになっています」