今週のみずがめ座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
季節葬送
今週のみずがめ座は、大事な区切りをつけるための儀式をしずかに執り行っていくような星回り。
『ペンをおくとき本当に春終る』(藤井あかり)という句のごとし。
その意味でこの句における「春」とは、三月や四月のことではなく、おそらく心の中で何かが芽吹いた瞬間や、誰かを想った時間であり、それを書くことによって確かめ続けていた“内なる春”だったのでしょう。
あなたもまた、自身の“内なる春”をしかと見送っていくべし。
今週のうお座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
一種の放心状態
今週のうお座は、頭を空っぽにして自身の中に潜在している詩行をあらわにしていこうとするような星回り。
一般的に、数学といえば論理的な学問の代表のようなイメージがありますが、その研究を進めていく上で「情緒」こそが何より大切なのだと説いたのが、数学史に名を残す世界的数学者であった岡潔(1901~1978)でした。
彼は数学の難問に取り組んでいた二時間半のあいだに自分の頭の中で起こっていたことについて、「全くわからないという状態が続いたこと、そのあとに眠ってばかりいるような一種の放心状態があったこと、これが発見にとって大切なことだったに違いない」(『春宵十話』)と述べています。
うお座もまた、みずからの「情緒」をその根源までさかのぼって揺り動かしていくことがテーマになっていくのだとも言えるかもしれません。
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