ただ並べるだけではない、ディスプレイもポイントの一つ。
「天井から吊るして立体感を出したのがポイントです。マグネットで張り付く棚を設置してお気に入りの入浴剤やボディオイル、防水スピーカーも置いています」
ワンルームのコンパクトな空間だからこそ、使うインテリアも考えて心地よいお部屋づくりをされているえりこさん。
「大きなアイテムは圧迫感が出ないようにかなり吟味して購入しました。他にも素材感やデザインには常に気を配るようにしています」
アイテムが密集しがちなテレビ前のスペースは、透け感のあるデザインのインテリアが選ばれていました。テレビを観たり、本を読んだりとお部屋で寛ぐ際に座っているイスは、Francfrancで購入されたもの。
「店舗に置かれていたのを見て、形と色に一目惚れして2脚購入しました。おしゃれなリゾートスタイルのお部屋でよく見かけるデザインのイスですが、ビビットな配色のものは珍しいと思います。
見た目重視で購入したのですが案外座り心地も良く気に入っています」
ローテーブルも、ガラスの透け感と金具のないデザインがポイント。ガラス越しに好きなアイテムが見えるのも良いのだそう。
「ガラステーブル越しに見えるURBAN OUTFITTERSのラグの華やかな色合いのハイビスカスにいつも元気を貰っています。部屋の印象を左右するラグですが、海外のバスマットが狭めの部屋を圧迫しないちょうどいいサイズ感だと気づき購入しました」
ルームシューズとも色合いが揃っていて、良い組み合わせになっていますね。
他にもベッドはフレームが無く、脚が細いものを選ばれていると話すえりこさん。
大胆な色使いに対して、細かなインテリア選びの配慮がバランスの良いお部屋に繋がっているように感じられました。
→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!
■ROOM2. 1K・30㎡の一人暮らしインテリア
Webディレクターとして働いていらっしゃるmakiさんのお住まいは、30㎡ほどの1K。同じエリアで22㎡から30㎡へお引越しをされたというmakiさん。家でお仕事をすることが増えても、仕事をする場所と、食事をとる場所を分けられる広さがあることが、よかったポイントだそう。
お部屋はL字型の1K。キッチンの前にダイニングテーブル、窓際にお仕事用のデスクを置かれています。
とてもカラフルなファブリックが何種類も贅沢に使われているのが圧巻の、makiさんのお部屋。カーテンはなんと、6枚の布を組み合わせていらっしゃるそう。
「ファブリックは全て、H.P.DECO で購入しました。お店でもいろんな種類を組み合わせたディスプレイがされていて、カーテンは同じ布を2枚買うイメージでしたがそうじゃないんだ、という驚きがあって。私もちょっとやってみたいな、と思ったんです」
全てのきっかけは、ベッドにかけられていた素敵なチェックのマルチクロス。
「日本にはない柄、発色に心奪われて購入しました。このマルチクロスも1点もので、実はけっこうな値段なんです。でも、1枚買ってみたらそれにあわせていろいろ欲しくなって、次々に増えていきました」
いろいろなファブリックが、重ねて贅沢に使われているmakiさんのお部屋。
「無機質なものが好きではなく、黒いものは置かないようにしています。視覚的にも手触りも、ほっとするあたたかい感じがいいなと思っていて、ちょっとしたところに触れたり、座ったりした時に、ふかっとするようにしています」