くびれがなくなった…、お腹や腰まわりがもたつく…など、脇腹のたるみにお悩みの方は多いかと思います。そこで今回はタオルを使った脇腹すっきりストレッチをご紹介します。寝たまま伸びるだけなので、筋トレが苦手でも大丈夫!誰でも無理なく続けられる、楽やせストレッチです。
ストレッチでもお腹は引き締まる?
引き締め=筋トレのイメージが強いかもしれませんが、実はストレッチにも、次のような嬉しい効果がたくさんあります。
● 血行が良くなり、老廃物が溜まりにくくなる
● 巡りがよくなり、代謝が上がりやすくなる
● お腹のむくみ・ガス溜まりが解消される
● 内臓の働きが活性化され、便通が整いお腹がスッキリする
● 骨盤や背骨が整い、姿勢も整う
● 肋骨まわりの緊張がほぐれ、インナーマッスルが働きやすくなる
つまり、ストレッチだけでも、お腹が内側から整い、引き締まりやすくなると言えます。
脇腹引き締めのカギは「肋骨と骨盤の間」にあり!
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ウエストラインを美しく整えるポイントは、肋骨と骨盤の間の筋肉です。この部分には、くびれを形づくる腹斜筋や、内臓を支えて姿勢を整える腹横筋などの重要な筋肉があります。
私たちの体は、乱れた姿勢や日頃の癖によって、肋骨と骨盤の間が詰まりやすく、この距離が縮まることで、ウエストが太く見えがち。お腹を伸ばすことで、縮こまりがちな肋骨と骨盤の間のスペースが生まれます。つまり、きゅっとしたウエストラインを作りたいなら、腹筋運動よりも、まずは肋骨と骨盤の間の筋肉を整えることが大切なのです。
寝たままのお腹を伸ばすだけ!脇腹がキュッと締まる簡単タオルストレッチ
今回ご紹介するストレッチを行うことで、力を入れなくても姿勢やウエストラインが整い、くびれの土台を作ることができます。たった1分で自然とお腹まわりがすっきりしてくる楽やせメソッドです。また、タオルを使うことで、ストレッチを深める効果が期待できます。ぜひ、日々の習慣にして、綺麗なくびれを取り戻しましょう!
<やり方>
Photo by Reiko Sudo
1)仰向けに寝て、両膝を90度程度に立て、腰が浮かないように床に根付かせる。両手でタオルの端を持つ
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2)息を吸いながら、タオルを持った手をバンザイして頭上へ。肘を伸ばして、脇腹をしっかり伸ばす
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3)息を吐きながら、肩と肩甲骨をリラックスさせ、腕を天井方向へ伸ばす
4)2)〜3)の動きを、呼吸に合わせて10回ほど繰り返す
このストレッチを行う時のポイントは、腰が反れないように注意し、お腹を軽く引き込んだまま行うこと。タオルを引っ張るように使うことで、腕をしっかり伸ばすことができ、脇腹も伸びやすくなります。肋骨と骨盤の間が広がる感覚を大切にして行いましょう。