【台湾 台北レポート】LOCARI編集部が選ぶ、台北の「本当においしい」グルメ 10選

長安東路の一角に佇む水餃子専門店の三五餃子。お店の前でせっせと水餃子を作っている姿がローカル感たっぷり。観光客はまだ少なく、ローカルの人に混じって味わうのが楽しいひととき。

水餃子は、もっちりとした皮にネギと豚肉のシンプルな餡が包まれていて、噛むほどにじんわりと旨みが広がります。ひと口食べると、肉汁がジュワッとあふれて、つるんと喉ごしがいいのも印象的でした。
卓上の醤油・お酢・ごま油・チリソースで自分だけのタレを作ります。

小皿にタレを入れて水餃子をつけて食べるのも美味しいですが、地元の人がダイレクトにチリソースをかけているのを見て真似してみたら、辛さのアクセントが効いて個人的に大ヒットでした。

阜杭豆漿は、ミシュランのビブグルマンにも選ばれた台湾朝ごはんの超有名店。お店は華山市場2階のフードコート内にあって、朝5時半から営業していて毎日行列が絶えません。

私達は平日の10時前に到着したところ、すでに30人ほど並んでいましたが、雨だったこともあり10分ほどで入れました。（２階の階段上あたりから並んで回転率早く10分程度）

ただ10:30を過ぎると一気に行列が伸びて、外まで列が続いていたので早めの来店がおすすめです。

看板メニューの豆乳スープは、おぼろ豆腐のようにやわらかく固まった豆乳にパクチーとニラがたっぷり入り、少し塩気があって優しい味わい。体の奥からほっと温まる味で、朝の胃にもすっと入ります。

「揚げパンたまご（厚餅夾蛋）」は、外がカリッと香ばしく中はほんのり甘く、ごまの風味が広がります。
揚げパンはサクサクですが、名物の温かい豆乳スープに浸すとじんわりとしっとり。

量がしっかりあるので、女性2人でシェアするならパンやスープは2人で分けても満足感たっぷり！帰国日の朝に食べたのですが日本到着する夜までお腹が空きませんでした（笑）

1958年創業、台湾だけでなく世界中にファンがいる小籠包の名店。
日本よりも種類も多くて、薄皮で美味しいと評判♡
日本の店舗も人気ですが、台湾通の友達全員が小籠包といえば、"鼎泰豊"とおすすめされました。

薄い皮からあふれるスープはやさしい味で、定番の小籠包がやっぱりダントツで美味しい♡
トリュフ入りや、蟹味噌入りはご褒美感たっぷりの小籠包でした。シュウマイのような見た目のエビシュウマイは、実は小籠包で中からスープが出てくるのが新食感でした。

ここで出会った「ONLY 18DAYS BEER（18天台灣生啤酒）」は、高温殺菌をしていない生ビールで、賞味期限がたった18日間という貴重な一杯。えぐみがなくすっきりとした味わいに感動！

おつまみに頼んだ甘辛いきゅうりは、台湾ビールと相性抜群。ハチノスは、辛さの中にピーナッツの食感があって、これまたビールが進みます♡

平日の雨の中、11:30頃なら並ばずスムーズに入れました。ビル一棟"鼎泰豊"で、2階から4階まで合わせて280席の大型店舗にもかかわらず、お店を出た13時頃には雨にもかかわらず、約25分待ちに！

お店の入り口でウェイティングの紙がもらえるので、先に整理券をゲットしておいて近くをショッピングするのが安心です。

夜になると賑わいを増す寧夏夜市は、台北でも特にグルメ好きに人気のスポット。
なかでも「円環辺蚵仔煎」はミシュランにも選ばれる常連店で、ぷるぷるの牡蠣オムレツはマストで食べたい一品です。

片栗粉のとろっとした生地にピーナッツの香ばしさが加わって、他ではなかなか味わえないおいしさ。
牡蠣のガーリック炒めも、しっかり生姜が効いていてご飯にぴったりでした。
ソースをかけると甘さがプラスされて、また違った味に。