「工場夜景ジャングルクルーズ」は、豪華なクルーザーの上から京浜工場地帯の夜景を鑑賞することができるツアー。普通の夜景とは一味違う幻想的で近未来感のある景色が魅力です。クルーザーの上から眺めていると、まるで異世界にいるかのような不思議な感覚に。忙しい日々をちょっぴり忘れて、特別な時間を過ごしてみませんか?
「工場夜景ジャングルクルーズ」で特別な体験を
(撮影:工場夜景ジャングルクルーズ)
今回ご紹介する「工場夜景ジャングルクルーズ」は、二階建の大きなクルーザーの上から工場地帯の夜景を楽しめるツアー。
夜景評論家の丸々もとおさんプロデュースのもと、日本の三大工場地帯の一つである京浜工場地帯を巡るコースになっています。
実は、日本で初めて京浜運河に客船航路を取得したのが「工場夜景ジャングルクルーズ」。約17年前から続くこだわりのツアーならではの、スペシャルな体験を楽しんでみて。
(撮影:工場夜景ジャングルクルーズ)
夜景と聞くと、ビルや看板が色鮮やかに輝く都会的な景色を思い浮かべる人が多いはず。
このツアーで見られる工場夜景は、みなさんが想像する夜景とは一味違い、鉄骨や鉄筋、コンクリートなどでできた工場が白やオレンジの照明で照らされ、近未来感のある特別な景色が楽しめるんです。
二階建の豪華なクルーザーで巡るツアーにワクワクが止まらない
(撮影:工場夜景ジャングルクルーズ)
「工場夜景ジャングルクルーズ」は公式サイトから予約が可能。
予約状況により当日チケットが用意されていることもありますが、確実にツアーを体験したい方は予約がベストです。
ツアー開始時間が近づいたら、15分前を目処に乗下船場所であるピア赤レンガ桟橋に集合。みなとみらい線日本大通り駅から13分ほど、馬車道駅から15分ほど歩いた場所にあります。
船内は全て自由席になっており、当日乗船した順に好きな場所へ座る形式。外の景色が見やすい窓際やデッキ席に座りたい人は、なるべく早めに集合場所へ向かいましょう。(ツアー開始時間の30分以上前の受付はできない可能性があります)
(撮影:工場夜景ジャングルクルーズ)
このツアーにメインで使われているのは「オセアンブルー」という二階建のクルーザー。2階にはデッキ席があり、自然の風を感じながら夜景が堪能できるようになっています。(別の船での運航となる場合もあります)
(撮影:工場夜景ジャングルクルーズ)
乗船後は、好きな席に座ります。
1階船内には94席用意されており、余裕を持って座れる広々とした空間になっています。
(撮影:工場夜景ジャングルクルーズ)
2階のデッキは、46席あります。
デッキ席は人気なので、混雑時は譲り合って楽しんでくださいね。
クルーザーの上から鑑賞する幻想的な工場夜景にうっとり!
京浜運河(撮影:工場夜景ジャングルクルーズ)
時間になったら、いよいよ約90分間のクルーズがスタート!
ピア赤レンガ桟橋→京浜運河→塩浜運河→田辺運河→南渡田運河→京浜運河→ピア赤レンガ桟橋のコースでクルーザーが進んでいきます。
クルーザーにはナビゲーターが同乗しており、解説を聞きながら夜景を鑑賞することができます。
ナビゲーターはプロデューサーの丸々もとおさんから直接レクチャーを受けているため、どこよりも分かりやすくユーモアのある解説が楽しめますよ。
塩浜運河(撮影:丸田あつし)
もう少し進むと見えてくるのが、塩浜運河にある東亜石油の工場。白やオレンジ色の照明がついた高さが異なる建物が並ぶ姿は「川崎のモン・サン・ミシェル」ともよばれており、息が止まるほど美しい夜景を楽しむことができます。
塩浜運河(撮影:丸田あつし)
日の沈み具合によって、同じ運河でも違った景色を楽しめるのも特徴。
先ほどの写真と同じ塩浜運河ですが、日が沈みきったあとはより工場×照明の幻想感が際立ち、時間を忘れて見入ってしまうほどの神秘的な夜景を堪能できます。