10月半ばになり、すっかり秋らしい気候になってきましたね。
過ごしやすい行楽シーズンの今、少し足をのばして自然スポットへ出かけたいと思っている人もいるのでは?
今回は、SNSで人気の長野県・白馬村にある「八方池(はっぽういけ)」のトレッキングをご紹介。ゴンドラとリフトを乗り継ぐと、一気に標高が高い場所まで行くことができ、山歩き初心者さんでも簡単に絶景スポットまでアクセスできるんです。
紅葉の見頃や、東京方面からの「八方池」までのアクセス、どんな服装で行けばいいのかなど、気になる点をまとめました。
白馬三山が水面に映る天然池が美しい…長野県・白馬村の「八方池」
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長野県・白馬村にある「八方池」は、雪に押し出された土砂が堆積した場所に、雪解け水や雨水が溜まってできた天然の池。
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“神秘の池”とも呼ばれる「八方池」は、標高2060メートルの場所にあり、晴れた日には白馬三山が水面に映る絶景が楽しめます。
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標高1680メートルの「黒菱平(くろびしだいら)」から「八方池」までのハイキングコースは、日本百名山の十一峰が見渡せる絶景スポットが点在していて、人気コースとなっているのだとか。
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また、「黒菱平」から上部は中部山岳国立公園であり、かつ長野県天然記念物に指定されています。ここでしか見られない貴重な高山植物に加えて、運がよければ、特別天然記念物の日本カモシカやライチョウも見られるかもしれないそうですよ。
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「八方池」付近では9月中旬から紅葉が進んでいて、今がまさにピークを迎えているそうなので、今だけの絶景を楽しみに行ってみては?
登山初心者でも大丈夫?「八方池」までのトレッキングルート
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「八方池」へ行く方法は2つあります。1つ目が『アルペンライン』と呼ばれる、八方の麓(八方駅)からゴンドラリフトとリフトを2本乗り継いで、八方池山荘登山口まで行き、そこからトレッキングで「八方池」まで向かう方法。
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ゴンドラリフトとリフトの乗車時間は、合計30分ほどで、一気に1800メートルの標高まで上がることができちゃうんです。2025年は11月3日(月・祝)まで営業していますよ。
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2つ目のアクセス方法が『黒菱ライン』。八方尾根の中腹まで車で行き、そこから15分ほどリフトに2本乗車して、八方池山荘登山口へ向かい、トレッキングで「八方池」に向かいます。
ただし『黒菱ライン』リフトの運行は、2025年は10月19日(日)までなので注意が必要。
リフトを降りた八方池山荘登山口からは、トレッキングコースが2つあります。
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初心者さんにおすすめなのが、整備された木道を歩く『左回りコース』。「八方池」まで約90分かかりますが、傾斜も比較的緩やかで歩きやすく、おいしい空気を味わいつつ、景色も楽めるコースです。
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体力に自信があるなら、約60分と最短距離で「八方池」まで行ける『右回りコース』に挑戦してみては?
急傾斜のゴツゴツの岩場を歩く、少しハードなコースです。『右回りコース』で上って、『左回りコース』でのんびり下るのもいいかもしれませんね。