節約生活スペシャリストの三木ちなです。朝晩冷える日が増え、電気代が心配になってきた人も多いのではないでしょうか。特にお風呂は、入浴の仕方によって光熱費が上がりやすい場所。ここでは、「光熱費を上げがちなお風呂の使い方3選」をご紹介します。
特徴その1.湯船にたっぷりお湯を張る
お風呂の時間は、疲れを癒すリラックスタイムですよね。しかし、湯船にたっぷりお湯を張るとかなりのコストがかかります。浸かったときにお湯があふれるようなら、それは“ためすぎ”です。
湯量は、いつも満杯にするのではなく、家族の人数や体格に合わせましょう。湯量を見直すだけでも、水道代やガス代、電気代の節約になりますよ。
特徴その2.シャワースイッチを活用していない
寒い季節のシャワー入浴では、お湯の出しっぱなしに注意しましょう。寒いからといってシャワーで温まろうとすると、ムダなお湯が流れる一方。シャワーの使用時間によっては、湯船にお湯を張るよりも水道光熱費がかさむことがあります。
シャワーは出しっぱなしにするのではなく、シャワースイッチをうまく使って必要なときだけお湯を出しましょう。体を洗っている間はこまめに止めたり、髪と体をまとめて洗い流したりするなど、ちょっとした工夫で節約になります。
特徴その3.浴室暖房をつけっぱなしにする
冬の浴室は寒いので、浴室暖房を使いたくなるのは当然です。わたしも、入浴前には必ず暖房をつけてお風呂場を温めています。
しかし、問題なのは運転時間。入浴中もつけっぱなしにしていると、電気代はかさみます。
お湯を張って浴室が温まったら、暖房は一度切りましょう。お湯に浸かると、十分に暖かいです。浴室暖房は電力を大きく消費しますので、使う時間は最小限にとどめましょう。
光熱費のムダ遣いを減らそう
冬のお風呂場は、うっかり電気・ガス・水道のムダ遣いをしやすい場所です。湯量を控えめにしたり、シャワーをこまめに止めたり、暖房を必要なときだけ使ったり……。我慢ではなく、ちょっとした工夫で光熱費は削減できます。
これからやってくる冬本番に向けて、お風呂の使い方を見直してみてはいかがでしょうか。