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コレクターに大人気!手にするだけで気分がアガるRollbahnⓇダイアリー[2026年の手帳選び]

スタイリッシュな表紙を見ているだけで心躍る手帳やノートといえば、RollbahnⓇ。クールなロゴと洗練されたデザイン、各ページの少しレトロ感のある色味などから海外ブランドを想像していたが……実は! 日本のブランドだったのだ。

デジタル時代の手帳の役割

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delfonics-diary.com

2026年のロルバーンダイアリー アメリカンスイーツシリーズは早くも人気を博している。
年代、性別を選ばないテイストをポリシーとしているため、バックの色が渋めのグラデーションになっていたり、ゴムやリングの色も甘さ控えめの印象だ。

そんなロルバーンのちょっと硬派なスタイルが気になってサイトを見ていると、こんな文章に出会った。

インスタ、Facebook は自分のためというよりも、見てくれる人のためにやっている側面も大きい。デジタルの発達により、自分の目が常に外側、他人に向いている生活にシフトしている現代です。昔はもっと違っていたのではないでしょうか。自分の意識がもっと内側を向いていて、内省する時間がたくさんありました。一人きりになる時間がいやが応でも沢山あった。自分のことを深く考えたり、見極める時間がありました。今はそれがどんどん減っている気がします。物事の本質や大切なことを自分で掴み取る機会が失われつつあるように感じます。

出典: 書くということ delfonics-diary.com

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www.photo-ac.com

何をしていてもSNSやさまざまな通知など「外から」の情報が遠慮なく、そして時に乱暴に私たちの生活に横はいりしてくる。一旦手元の作業を止めてスマホを手に取ると、ついついあれもこれも気になり始めて、元の作業や考え事になかなか戻れない。
情報に振り回されて過ごしている私たちは「一人きり」になる時間を失い、自分軸を保つのが困難になってしまったようだ。
上で引用した文章は、この後以下のように続く。

「他人モードではなく自分モードに入って自分を見つめるときには、紙の方が有効ではないでしょうか。」

ノリのいいおしゃれなトレンドセッターだと思っていたら、実は静かに自分と向き合う時間を提供してくれる、思慮深いロルバーン。

「どんな方が作っているんだろう?」と気になって、東京自由が丘のDELFONICS本社に伺った。

ブランドコミュニケーション チーフマネージャー 松浦慎子さん

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チーフマネージャーの松浦さんは「いつでもすぐに書けるようにしています。と愛用の手帳を見せてくださった。
「家の中でも外出先でも、手帳やメモを手に取りやすい場所に置いています。パッと言葉にできないことは、絵や記号、数字などでとりあえず走り書き。自分しかわからない暗号のようになっていますが、、、」高校時代は、友人たちとスケッチブックを回して詩や絵を描き合っていたというクリエイティブな一面も。最近はインテリアや間取り、外観を妄想したり、のこぎりや電動ドリルでDIYをしたりするのが趣味とのこと。推しは、横浜DeNAベイスターズ

ブランドコミュニケーション 広報 和田千波さん

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手帳好き、文具好きの和田さんは広報担当。
シール集めが大好きで、子どもの頃にすでにシール帳を自分好みにレイアウトをするという技を取得していた。昨今の文具ブームに「当時のときめきがうずいています!」と声を弾ませる。「子どもと一緒にいると多角的な視点になりやすいので、気づきや発見が多いです」と語る。そんなアイデアがPR企画のインスピレーションに発展することもあるそうだ。

2026年版ロルバーンダイアリー(2025年10月始まり)

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毎年干支の表紙が目を惹くロルバーンだが、2026年は午年なので可愛いポニーが登場。女性に人気が高いのはブルーにシルバーのデザインがエレガントなロルバーンダイアリー レース。コレクターに大人気のロルバーンだが、機能面でも手帳好きの間ではとても評価が高い。

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中身はシンプルなマンスリータイプで、その前にはイヤースケジュール、後ろにはクリアポケットが続く。5mm方眼のメモページは、ボリュームたっぷりの125ページ(Mサイズ)。ちょっとしたアイデアやタスク管理、そして自分を取り戻すための「考えごと」や「モヤッ」としたことを書いてココロとアタマから手放すにスペースとしては、100を超えるページ数はとても頼りになる。

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そしてタスクを完了したら、ページを切り取ってしまえるのがとてもいい。バタバタと忙しい日々を送っていると、仕事の進捗や家族のスケジュール、明日の持ち物や買い物リストなど取るに足らない案件ばかりで、頭の中が容量オーバーになることはないだろうか?
そんなとき「一旦頭を空っぽにする」ために、このメモページに全部書き出してみるといい。

こんな抜け感も素敵

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「シンプルにこだわったマンスリーです」と話す和田さんが「細かい部分なんですが、ここを見てもらえますか?」と罫線が交わる部分に少しだけある隙間を指さして「ちょっとした抜け感でデザイン性を持たせているのも特徴です」と教えてくれた。

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このおしゃれ偏差値の高さが、国籍を不明にさせているのか! と思わずうなってしまった。まるで「今日は昨日のつづきじゃないよ」「日々新しい1日を」なんていうメッセージを発しているようにも思えた。事務系手帳にはあまり見かけないちょっとした仕掛けにも心が躍る。

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