ー二人は親友でありながら、同じ女性を愛し、仕事でもライバル関係の難しい役どころでした 。友情や嫉妬など二人の関係性はどのように演技で表現していったのですか?
玉森:親友とは何か、どういうふうに感じているのかというのは、監督も含めて3人でたくさん話し合いました。そんなに多くを語らなくても、親友という存在がいるだけでお互いをうまく支え合えているというか、昨日今日の関係じゃない昔からの仲なので、近くにいて自然で、当たり前に近い、そんな感覚で僕は崇史と智彦の関係性を捉えていましたね。
染谷:親友という概念や、考え方をみんなで共有して把握しておくことが重要でした。そこが核になっているストーリーでもあるので、演じる上で大事にしていました。あまり多くを語らなくても、ただ居るだけで成立して、お互いを補い合っているという関係性。それを核に持って演じようと思っていました。
ー親友という関係の中に、麻由子という存在が絡み出すことで、妬みや変化が出てくると思うんですけど、もし、玉森さんと染谷さんが親友と同じ人を好きになったらどうしますか?
玉森:自分だったら、すぐ身を引きます。なるべく平和でいたいんで。実際に考えたら、親友の彼女を奪うってすごく勇気のいることだなと思うし、それ以上に愛があったからかもしれないですけど、僕はそこまでその女性に気持ちを持っていけないと思います。そう考えると、崇史の気持ちは本気だし、純粋だなって思いますよね。
染谷:そうですね。僕も面倒はなるべく避けたいんで。なるべく平和に過ごしたいですよね。親友が好きな人を、好きにならないですね。でもこの話は好きになっちゃった人の物語ですからね。一体、ピュアとは何なのか、みたいな哲学めいた話にもなってきますよね……(笑)。
玉森:今まで見たことのないタイプのラブストーリーだと思いますし、いろんな要素も入っていて、お話も複雑ですから、繰り返し映画を観たいと思ってもらえたら嬉しいです。二度目は、一人一人のセリフの意味とか、細かなところに注目して観ていただけると、また見え方も違って、より楽しめるんじゃないかなと思います。
『パラレルワールド・ラブストーリー』
5月31日(金)全国ロードショー!
STORY
ある日突然、崇史(玉森裕太)が迷い込んでしまった2つの世界。1つの世界は、愛する麻由子(吉岡里帆)と自分が恋人同士。しかし、もう1つの世界では麻由子が親友の智彦(染谷将太)の恋人に・・・。混乱する崇史の前に現れる、2つの世界をつなぐ謎の暗号。目が覚めるたびに変わる世界で、真実にたどり着けるのか?
出演:玉森裕太 、吉岡里帆、染谷将太、筒井道隆、美村里江、清水尋也、水間ロン、石田ニコル、田口トモロヲ
原作:東野圭吾「パラレルワールド・ラブストーリー」(講談社文庫)
監督:森義隆 脚本:一雫ライオン 音楽:安川午朗
主題歌:宇多田ヒカル「嫉妬されるべき人生」(Epic Records Japan)
製作幹事:松竹・日本テレビ 企画・配給:松竹
©2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会 ©東野圭吾/講談社
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2019年5月17日(金)~ 2019年5月23日(木)23:59
(それ以降のお申し込みは受け付けません)
③応募条件
Instagramアカウントをお持ちの方で、日本在住の方。
(主催者は対象のお客さまの適格性について確認させていただく権利を有します)
④当選発表について
厳正なる抽選により当選者を決定いたします。
当選者の方には、LOCARIの公式Instagramアカウントより、DM(ダイレクトメッセージ)にてご連絡差し上げます。その際、商品発送のため氏名・住所等をお伺いいたします。DMを当選発表とかえさせていただきます。
※商品の発送は日本国内に限ります。
⑤注意・ご案内
※本企画はLOCARIが主催し、Instagramとは一切関係がありません。
※応募方法や注意点が本記事の一部に含まれています。申し込みをもって、この応募規約を承諾したとみなされます。