無料の会員登録をすると
お気に入りができます

取り出しやすいから出番が増える!キッチン鍋収納3つのステップ

ライフスタイル

キッチンの中に鍋はいくつありますか? 鍋の蓋の数は? そして、それらの鍋や蓋全部に出番がありますか? キッチンは毎日使う場所ですので、一つひとつのアイテムが少しでも出し入れがしにくいと徐々に出番が減ってきます。快適なキッチンにするための、動線に合わせた鍋の収納方法についてまとめてみました。

橋本智子

picture
welcome-to-gettyimages.jp

こんにちは。ライフオーガナイザー®の橋本智子です。

キッチンの中にある鍋や蓋、全部に出番がありますか?

毎日使う場所や使う物ほど、少しでも使い勝手にストレスを感じていたり、取り出す手間、片づける手間がかかるものは出番が少なくなりがちです。

「使いにくい鍋」と感じているものも、実は鍋自体の使い勝手が悪いのではなく、取り出しにくいのが原因だったということもあります。

本当に必要な鍋や蓋を日々の暮らしの中で快適に使うための整理収納方法について、3つのステップにまとめてみました。

ステップ①:どんな鍋が本当に必要かを再確認する

picture
welcome-to-gettyimages.jp

毎日必ず使う鍋、あまり使わない鍋、サイズ違いのものを揃えたい鍋、一つあれば十分な鍋。どんな鍋が使い勝手が良くて、いくつ必要なのかは、家族の人数や、人によっても違うはずです。

「〇〇鍋はいくつあればよい」
「〇〇鍋は他の鍋で代用ができるから必要ない」
そんな正解にこだわり過ぎると、毎日キッチンに立つ時間が楽しくなくなることもあります。

自分はあまり使わないけれど、その鍋があることで家族が手伝ってくれるというお話も伺います。

・自分にとって、家族にとって、本当に必要なものはどれ?
・毎日必ず使う物や、すぐに取り出せるならもっと使いたい鍋はどれ?
・使っていると料理が楽しくなる鍋はどれ?
・高かったからもったいなくて置いているけど、本当は使いにくいと感じている鍋はどれ?

ぜひ、自分基準でこれからも使いたい鍋を取捨選択してみてくださいね。

ステップ②:どのような流れで料理をするのか動線を知る

picture
welcome-to-gettyimages.jp

キッチンは毎日立つ場所であるからこそ、無意識に動いていることも多いです。

特に慣れている料理を作る場合は、まず鍋に水を入れて……など、考えなくても体が勝手に動いてしまいませんか? ですが、見方を変えてみると、無意識のストレスにも気づいていない可能性もあるということです。

鍋や鍋の蓋を収納する場所によって、実は取り出す際に不要な動きが含まれていても気づきにくく、結果「料理をするのに時間がかかる」というストレスに繋がることもあります。

例えば、シンク下にフライパンや調味料を、コンロ下に味噌汁などを作る片手鍋などを収納されているケースがあったのですが、実際に料理をする動線とは反対の収納になっています。

シンク下とコンロ下の鍋の配置を逆にしただけで、とてもスムーズに料理ができるようになったとのこと!

鍋を取り出す際の数歩の移動も、毎日積み重なっていくと、ストレスになっていきます。

picture

無意識に収納してしまっているのは、鍋だけではありません。鍋と蓋は一緒に収納するもの、セットで収納するもの、という思い込みを外すと、使いやすくなる場合もあります。

我が家にある圧力鍋には、料理中加圧するための蓋と、料理ができた後にするガラス製の蓋の2種類がセットになっています。

圧力鍋自体は、茹でるために活用することもあるので、シンク下に収納していますが、それら2つの蓋も本体とセットで収納しておくものという思い込みがありました。

しかし、よくよく考えてみると料理ができたあとにするガラスの蓋は、コンロ側でしか使ったことがありません。

そこで、鍋本体と加圧用の蓋はシンク下に、ガラス製の蓋をコンロ側に分けてばらばらに収納したところ、圧力鍋を取り出す際に、毎回ガラス製の蓋を取り外すという手間が省け、ストレスフリーになりました。

ステップ③:ラクに出し入れができる収納方法を決める

picture

どんな収納方法が取り出しやすいかは、利き手や動線によって変わってきます。私は右手で鍋を取り出す習慣があるので、鍋の持ち手は全て右側に向けています。

また動線によって、水を先にいれてからコンロにかける鍋はシンク下に、炒め物や揚げ物に使う鍋はコンロ下に収納しています。煮込み用の鍋も、まず炒めてから煮込むことが多いのでコンロ下です。

土鍋は箱から出して、カセットコンロと一緒に収納することで、さっと取り出せるので使う機会も増えました。

取り出しやすいと出番が増える! を実感しています。

picture
welcome-to-gettyimages.jp

全ての鍋を引出しや扉の中に収納してしまう必要もありません。

毎日使うから出しっぱなしが一番楽! という鍋は、掛ける収納にすることもできます。

収納スペースや鍋の数も含めて、一番楽に使える配置や収納方法を見つけてみてくださいね。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ