KOOLSEN「エアーマット」は、第11位の商品と見た目がよく似ていますが、じつは表面のエア・セルのパターンが全く違うエアーマットです。サイズや厚みも若干小さめ。ただ寝心地は大差がないように感じました。
空気弁は二層構造になっている自動注入タイプで、一か所で充填と排出ができます。ただ実際空気入れは手動の追加注入が必要。また撤収には多少時間がかかりました。
KingCamp
マットKM2009
実勢価格:3900円
サイズ:約200×77×8cm
収納サイズ : 約30×30×13cm
重量:840g
材質:TPU
▼検証結果
設営・撤収のしやすさ
15/20点
コンパクトさ
18/20点
作り
16/20点
寝心地
16/20点
価格・コスパ
16/20点
合計
81/100点
KingCamp「マットKM2009」は、横幅があるゆったりサイズのマットです。寝返りを打ってもギリギリセーフなのがうれしいポイント。
厚みは8cmとやや厚め。そのため地面の凸凹をうまく吸収してくれます。横幅がある分、セッティングや撤収がやや面倒ですが、収納のコンパクトさと寝心地の点でおすすめな商品です。
FIELDOOR
ウルトラライト エアーマット
実勢価格:3900円
サイズ:190×58×5cm
収納サイズ : (約)φ10cm×22cm
重量:約450g
材質:40Dリップストップナイロン
▼検証結果
設営・撤収のしやすさ
15/20点
コンパクトさ
20/20点
作り
15/20点
寝心地
15/20点
価格・コスパ
15/20点
合計
80/100点
FIELDOOR 「ウルトラライト エアーマット」は、軽量コンパクトなエアーマット。「10回ほど空気を吹き込むことで膨らませることができます」とありますが、パンパンにするにはもう少し必要。
生地はパラシュートなどにも使われるリップストップ生地を使用。耐久性に優れています。表面には撥水加工とTPUコーティングが施されており、水や汚れに強いのが特徴です。
バルブは逆止弁付きで、空気を入れている時も漏れないので、女性でも簡単にセッティングすることができます。
今回のランキングでは、寝心地 コンパクト、コスパなどで空気注入式のマットを検証していますが、マットとして、ロールマット(ロールしないタイプもあり)もぜひ、検討してみてください。
恐らくコスパならばマットのほうが安いですし、なによりパンクなど故障の心配もありませんし、広げたらすぐ利用できます。
週末のキャンプですとお父さんは意外に大忙しです。4人家族で全員のエアーマットを用意してふくらませると、小一時間かかってしまいます。空気注入式でないマットを選ぶか、電動ポンプを用意して時短するほうがキャンプを楽しめると思います。
また野外では日中と夜間の気温差が結構あります。キャンプ場についたら、なるべく早くにエアーマットを膨らませて、寝袋も出しておくのがおすすめですが、エアーマットは日中の高い気温ではパンパンでも、夜間の気温で冷やされてしぼんでしまいます。寝る直前にも追加で空気を入れるといいかもしれません。
最後に、ほとんどキャンプ用のマットは、湿気を吸収しません。さらにエアーマットは口で空気を入れたり、湿気の多い季節に使ってそのまま長期保管すると、外部だけでなく内部にかなりカビが生えたりします。猛暑の時に干すようにしましょう。
ここからは寝袋とマット以外のおすすめグッズとともに睡眠環境づくりのコツもお教えしますね。
寝袋の下に敷くことで、冷気と地面のデコボコを解消できるマット。こうした「重ね敷き」に適したアイテムはマットの他にも存在します。
そこで紹介するのが、グランドシートとフロアシート。これらを使用することで快適さを得るだけでなく、テントやテント内の道具を汚れや破損から守ることができるのです。
グランドシートは、テント本体のフロア(底面)を雨天時の浸水、汚れや傷から守ります。また、地面の冷たさも防ぎますので、快眠できること間違いありません。
グランドシートを敷いた上にテントを張ったら、以下のイラストのようにペグ打ちした紐の部分にグランドシートの紐を結びましょう。
地面の湿気を防ぐことでテント本体が濡れにくくなるので、撤収もラクになりますよ。
▼オススメのグランドシートはコチラ
ロゴス
ピッタリグランドシート270
実勢価格:2300円
サイズ:約262×262cm
※キャンプシーズンは価格変動しがちで品切れする可能性も高め。都度チェックがおすすめです。