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比べたら驚いた! 食品ラップはあのブランドを選ばないと人生損するこれだけのワケ

ライフスタイル

ちょこっと残ったおかずにサッ、半分使ったお野菜をくるり。毎日といっていいくらい出番が多いのがキッチンラップです。でも買うときは、使い捨てだしどれでもいいやと選んじゃっていませんか? 今回は売れ筋ラップ10製品をピックアップし、性能と使いやすさを科学的に検証。本当のベストラップを決定します!

木村 大介/Test by LDK編集部

ラップの選び方ひとつで食材の運命が変わります!

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キッチンラップを買うとき、みなさんはどうやって選んでいますか? 行ったお店でたまたま安くなっているものを買ったり、あんまりこだわりなく選んでいるという方も多いのではないでしょうか。

でもそれって、ラップはどれでもそれほど差がないと思っているからかもしれませんよね。

ところが、今回ラップ10製品を科学的に検証してみたところ、使い勝手はもちろん、包んだ食材の水分や酸化度合いなど、包んだ食材の運命を左右するくらいの大きな違いがあったんです。

ラップの良し悪しを決める3つのポイント

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そもそもラップを使ういちばんの目的は、“食材の鮮度を保つため”ですよね。確実にフレッシュさをキープするために、ラップを選ぶポイントは大きく3つ、鮮度保持力・使い勝手・強度です。

[ポイント①:鮮度保持力]

しっかりラップしたのにシナシナになってること、ありますよね。野菜の切り口が茶色くなったり、お肉が黒ずんでしまうのもガッカリです。

食材の鮮度を保つには、水分をキープする「保水性」と酸素をしっかりさえぎって酸化を防ぐ「酸化耐性」がとっても重要。そこでこの2点をチェックしました。

1.保水性

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同量の水を入れたビーカー10個に各製品のラップをかけて、1日後に蒸発した水分を計りました。

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また、大葉をそれぞれのラップで包み、2日後の状態を目視で確認しました。

2.酸化耐性

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アボカドとひき肉を同じ条件で各ラップに包み、常温と冷蔵庫のチルド室で保存。2日後の酸化の度合いをチェックしました。

[ポイント②:使い勝手]

さっと引き出せない、切れない、お皿にくっつかない…。こんなラップはイライラしちゃいますよね。あと、冷蔵庫の中で液モレして棚がベトベトになったり、ラップした食材の匂いが冷蔵庫中に充満するのも避けたいところです。

ラップは、ストレスなく気持ちよく使えることもかなり重要。そこで実際の使いやすさをしっかりチェックしました。

1.使い心地

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主婦モニターのみなさんといっしょに、引き出しやすさ、切りやすさ、食材の包みやすさ、お皿へのかけやすさなどを細かく評価しました。

2.液モレ

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容器に色をつけた水を入れ、ラップをかけて同じ回数振ったあとの水の量を測って、水モレの具合を調べました。

3.匂いモレ

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同じ大きさのラップにニンニクを入れて包み、小瓶で密閉。3時間後の匂いのもれ具合を評価しました。

[ポイント③:強度]

お皿にぴんと張ったラップをかけたとき、あっけなくさけてしまうことがありますよね。ストレスなく使うには、ハリがあって破れにくいことも大切です。

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そこで専門機器を使い、引っぱって破けるまでにかかった力を正確に測定しました。

以上3つのポイントでラップ10製品をチェック。今回はとくにポイント1(鮮度保持力)とポイント2(使い勝手)を重視して総合判定しています。

ピックアップしたのは、3年前に「LDK」のテストでベストバイを獲得した「クレラップ」をはじめ、手ごろなお値段ながら高性能をうたうPB商品など10製品。科学的に検証して、性能と使いやすさも兼ね備えた優秀ラップを見極めました。

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いつものラップ、変えたくなるかもしれませんよ。それではランキングの発表です!

高性能と使いやすさは健在!ベスト獲得は「NEWクレラップ」

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クレハ
NEWクレラップ
実勢価格:153円(1mあたり7.7円)
内容量:30㎝×20m
原材料:ポリ塩化ビニリデン

Amazonで見る

1位獲得はクレハ「NEWクレラップ」です。フィルムはハリがあって破れにくいだけでなく、食材の鮮度をきちんと守る性能の良さ。さらに箱の工夫や、圧倒的な切りやすさなどさすがの実力でした。やっぱり強いです!

▼テスト結果
1:鮮度保持力 A+
2:使い勝手  A
3:強度    A+

[1:鮮度保持力]
 酸化耐性 ★★★★★
 保水性  ★★★★★
 
切るとすぐ茶色くなってしまうアボカドですが、2日後も緑色の部分をキープ。変色部分を取ればそのまま食べられそうです。ひき肉はほとんど変色やドリップがなくてまだまだ新鮮。すぐれた酸化耐性を発揮しました。

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