ヨーグルトといえば、子どもから大人まで手軽に食べられる発酵食品ですね。しかし、大きいパックで買うと意外と余ってしまいませんか?「賞味期限切れのヨーグルトが冷蔵庫の奥で眠ってた!」なんてことも…。今回は、ヨーグルトを余らせず美味しく食べる活用術を栄養とともに管理栄養士がお伝えします!
ヨーグルトの効果とは?
女性に嬉しい効果がたっぷり!
ヨーグルトには、皆さんがご存知の通り、乳酸菌が含まれています。乳酸菌は、腸の中でビフィズス菌などの善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果が期待できます。
また、「肌は腸内をあらわす鏡」とも言われるように、肌荒れの原因の一つには腸内環境の悪化が考えられます。乳酸菌は、腸内の悪玉菌増殖を抑える働きがあることから、美肌効果も期待できます。
管理栄養士が選ぶヨーグルト活用術
そのまま食べても十分美味しいヨーグルトですが、ひと手間加えるだけでワンランクアップしますよ。料理やデザートへのアレンジを3つに分けてお伝えします。
1.ヨーグルトをメイン料理に使う
肉や魚をやわらかくしてくれる!
ヨーグルトをお肉や魚などの料理に使うと、乳酸菌がたんぱく質に作用し、肉の繊維がほぐれ、食材を柔らかくする効果があります。
例えば、スパイシーな香りが食欲をそそるタンドリーチキン。これは、カレー粉・ヨーグルト・塩・こしょう・にんにくすりおろしに浸け込んで鶏肉をオーブンで焼くだけなのに、立派なメインおかずになりますよね。簡単なので、忙しいときにも便利です。
ダイエット中には、鶏もも肉よりもたんぱく質量の多い鶏むね肉を使うとよいでしょう。ヨーグルトの効果でパサつき感もないヘルシーなおかずになりますよ。
スパイシータンドリーチキン
砂糖入りのヨーグルトでも代用は可能ですが、その際には砂糖の量を減らすなど調整してください。
鶏のわさびヨーグルト和え
わさびの香味がさわやかな、さっぱり食べられるメニューです。クリームチーズのような味わいですが、ヨーグルトを使っているので低カロリーで乳酸菌も摂れます。
2.ヨーグルトはドレッシングにも使える!
ヨーグルトがあれば、簡単にドレッシングも作ることができます。ヨーグルトにオリーブオイル・レモン汁・塩・こしょうなどをお好みで合わせるだけです。はちみつや粒マスタードを加えても美味しく食べられますよ。ツナや卵と相性ばっちりのドレッシングです。
茹で野菜・蒸し野菜に合わせてもOKですし、コールスローサラダなどには、マヨネーズ代わりや、マヨネーズを減らしてヨーグルトを入れることで、さっぱりとヘルシーに作ることができます。
かぼちゃとヨーグルトのサラダ
ヨーグルトはかぼちゃやツナとの相性が抜群です!ヨーグルトを上手に使うことで、カロリーダウンに繋がりますよ!
春野菜のオリーブヨーグルトディップ
ヨーグルトは水分が出てしまうので、多少日持ちさせたいなという方は、水切りヨーグルトを使って作るといいでしょう。水切りヨーグルトを使うことで、ディップのようになるので、野菜スティックとともに頂くのもおすすめです。