おうちの「顔」ともいえる大切な空間、リビングルーム。一日のうちでも家族みんなで長い時間を過ごす場所だからこそ、ものが散らかり生活感が出てしまうところでもあります。そこで今回は、リビングをすっきりきれいに見せる簡単テクニックをご紹介。誰でも簡単にできるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
近藤こうこ
こんにちは。ライフオーガナイザー®、クローゼットオーガナイザー®近藤こうこです。
すっきりとおしゃれに見せたいリビング。でも過ごす時間が長い分、物が散らかりやすく生活感が出やすい空間でもあります。また、おうちの中でも比較的広いスペースだからこそ、どんなインテリアを置けばよいのか、収納家具はどう選べばよいのか……悩んでしまいますよね。
私もインテリアには詳しくありませんし、気の利いた装飾も得意ではなく、できることなら掃除やお片づけも最低限に抑えたいと思うタイプ。そこで考えたのが、今からご紹介するちょっとしたテクニックでした。
インテリアに詳しくなくても、おしゃれな空間作りが苦手でもOK! ほんの少しの工夫で、リビングはすっきり美しい空間に見せることができます♪
誰でも実践できる簡単テクニック、ぜひ参考にしてみてください。
テクニック①:家具や収納は最小限に
ソファーにローテーブルに、テレビ台、本棚……。よく使うリビングには、家具や収納もたくさん必要! ひょっとして、そんな風に思っていませんか?
リビングで使うものは意外と限られていて、実はそれほど多くの家具や収納を必要としません。リビングで週に1回以上使うもののみを残し、必要最小限の家具や収納のみ残すようにして、使用頻度の低いものは、ほかの部屋に移してしまいましょう。
それだけでも十分、リビングがすっきりします。
例えば我が家のテレビ台には、よく収納しがちなCDやDVDは収納していません。普段の生活では音楽はスマホで聞きますし、テレビもハードディスクのものばかり。CDやDVDは保管用のものばかりなので、リビングに収納しておく必要がないからです。
使用頻度の低いCDやDVDは寝室に収納し、代わりにプリンターとプリンター関連のアイテム(用紙やインク)、子どもがよくリビングで使うおもちゃ等をテレビ台に収納。そうすることで、プリンターを収納する家具やおもちゃのカゴなども不要になりました。
本当に使うものだけを使う場所に収納する……ただそれだけで、スペースの無駄使いがなくなり、お片づけも楽になるので、すっきり空間が維持できますよ♪
テクニック②:電気コードは上手に隠す
空間をすっきり美しく見せるためには、生活感を出さないことが大切なポイント。
特に気を付けたいのが、電源コード! たくさんのコードを使用するリビングでは、気を使って上手に隠すよう工夫しています。
おしゃれなケーブルボックスを活用したり、ちょっとしたすき間を利用してファイルボックスにまとめたりするだけでもすっきり。蓋つきのケーブルボックスなら、ほこり対策にもなるのでおすすめです。
テクニック③:飾るのは観葉植物のみ
我が家には“ただ飾るだけ”のインテリア雑貨は、ほとんどありません。インテリア雑貨は置けば置くほどほこりがつきますし、おそうじが大変だからです。置いているのは収納を兼ねていたり、何か必要な機能があるもののみ。
そしてインテリア雑貨を置かないかわりに、観葉植物を置くようにしています。観葉植物ならときどきお水を与えるだけでよいので、ほとんど手がかかりませんし、なにより緑があるだけでお部屋がスタイリッシュになります。
インテリア雑貨は増えれば増えるほど、維持が大変ですし、飾り方によっては部屋がごちゃついた印象になってしまいがち。余計なものは極力置かず、本当のお気に入りだけを大切に飾る……というのも、美しい空間を維持するための大切なポイントではないでしょうか。
テクニック④:カラーを統一する
「カラーを統一する」というのもすっきり美しく見せるための大切なポイントです。
センスに自信のある方なら、カラフルな空間、いろいろなカラーが混じったインテリアも上手にレイアウトできますが、苦手な場合は統一してしまうのが一番の近道!
我が家では、家電や収納ボックスなどのカラーはすべてブラウンかブラックに統一しています。テーブル、チェストなどその他の家具もほとんどブラウンかブラック。
観葉植物の緑があるので、寂しくなりませんし、クッションやラグなどのファブリックでカラーや柄を取り入れればそれだけでも遊びのある空間になります。
機能性を重視して選んだ収納グッズも、お部屋になじむカラーをあえて選んで、目立たないよう意識しています。