練習しているのに、体が硬くてポーズがとれない……。そんなあなたは、筋肉を正しく意識できていない可能性が大。「意外な筋肉」が、柔軟性のカギになっているのです!今回は「胸を開くポーズ」が心地よく深まるために意識したい筋肉とストレッチワークをご紹介します。
ヨガジャーナル日本版編集部
大胸筋・小胸筋を意識するとゴムカーサナで胸が開く
Photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)
これはNG
背後で手を組もうとして背中が丸くなってしまい、胸が閉じる。
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ターゲット筋を意識するワーク
1.肘をついて胸を落とし大胸・小胸筋の位置を知る
まずは大胸筋と小胸筋の位置を確認。肘をついて胸を落とす動作で、伸びを感じるところにあります。
HOW TO
腰の高さ程度の台や椅子の背に肘をのせる。両肘を肩幅くらいに開き、股関節から上体を曲げる。
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胸を床へ向かって落とし、胸が開いた状態で10秒キープ。大胸筋と小胸筋が伸びているのを感じて。
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2.テーブルポーズで筋肉の硬さをゆるめる
テーブルポーズで大胸筋と小胸筋をストレッチし、柔軟性を高めます。1のワークで覚えた場所を、意識して伸ばしましょう。
HOW TO
長座から両手を後ろについて体を支える。指先はお尻のほうに向ける。両脚は伸ばして揃え、つま先を伸ばす。
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手で床を押してお尻を持ち上げる。大胸筋と小胸筋を意識し、そこに前腿を引き寄せるイメージで胸を押し上げ、5秒キープ。
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これはNG
肩がすくみ、お尻が落ちると胸の筋肉が伸びない。
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