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[ザワつく年金]「老後までに2000万円」誰も教えてくれないズルいお金づくり

年金や銀行預金だけでは老後の資金に不安がある……という人は多いはず。今は自分で投資を行う必要性が高くなっているのです。しかし、投資は初めてで何から手をつけていいのかわからない、という人もいるでしょう。そんな初心者にもオススメできるのが「つみたてNISA」です。始めるうえで重要な口座開設先の金融機関の選び方、おすすめの会社をお金のプロに聞きました!

高瀬 央樹/Test by MONOQLO the MONEY

ライフスタイル

「老後生活で2000万円不足」金融庁の発表にザワついてます

(c) tktktk/123RF.COM

「少子高齢化、長寿化が進む『人生100年時代』に向け、老後は貯蓄はいくら必要なのか?』という議論はたびたびされていますが、ここに来て金融庁がある試算をした報告書を公表しました。それによると、年金だけで生活する夫婦の毎月の不足金額は約5万円、その後30年生きたとすると約2000万円が不足するとのことです。これは、公的年金に頼る時代は崩壊、これからの老後は自分が支える「自助の時代」の到来と捉えられます。

これからは資産を自分でつくる!“国民総投資家”時代へ……

(c)hikdai/123RF.COM

このように、今は国民ひとりひとりが資産運用でお金を増やすことについて考えなければいけない時代になっています。しかし、ふたり以上で暮らしていて貯蓄がない世帯の割合が2013年の時点で30%を超えていたり退職金が減っていたりと、これでは準備が追いつくか不安ですよね。

■退職金の推移

※厚生労働省「就労条件総合調査 ・大学卒」より

勤続35年以上の場合の退職金はこの10年間で約500万円も減少していることがわかります。

「毎月貯金してるから」はNG銀行は“預かり箱”状態です

「ウチは定期預金、または毎月しっかり貯蓄している」という世帯はもちろんありますが、多くのメガバンクの定期預金金利(年率は)0.01%と、まさに“預かり箱”の状態。一部のネット銀行ではそれよりもマシですが、それでも0.2%前後と、かつての時代と比較すると増やすことを目的にはできない状態です。

(c)Andriy Popov/123RF.COM

そこで、「貯蓄から投資へ」のスローガンのもと、イデコ(iDeCo、個人型確定拠出年金)と同じく日本政府が個人投資家を支援するためにつくった制度が「つみたてNISA(ニーサ)」です。投資に明るくない人でも始めやすい内容になっているため、初心者にもオススメできる制度になっています。

最長で20年間利益が非課税に!“やらなきゃ損”なつみたてNISA

金融庁

公式サイトで見る

つみたてNISAは2018年1月からスタートしました。

そもそもつみたてNISAとは、投資によって得た分配金と売却益、つまり儲けがまるまる非課税になる制度です。NISA(以下「一般NISA」)自体は2014年1月からスタートしていますが、こちらは投資可能期間が2023年まで(※2019年6月現在)と決まっているため、今からでも利用はできますが、長期間の運用はできないので注意しましょう。

以下に、つみたてNISAのポイントをわかりやすくまとめました。

[①最長20年間の投資による利益が非課税に!]
つみたてNISAの対象商品になっている投資信託を運用できます。通常なら、得た利益には約20%の税金がかかりますが、それがまるまる非課税になります。その期間は最長で20年で、期間が満了すると運用していた資金は課税口座に入ります。

[②年間の非課税投資枠は40万円と決められています]
年間の非課税投資枠の上限は40万円。12ヵ月で割ると割り切れないので、毎月設定の場合は最大で月3万3333円を積み立てていくことになります。

[③取り引き(買い付け)は積立のみ]
商品を購入するときに選べる方法は積立投資のみです。基本的に長期的な投資を前提として考える必要があります。

[④つみたてNISAで取り引きできる対象商品は決められています]
つみたてNISAを利用して購入できるのは、金融庁が定めた「手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と一部金融機関で上場株式投資信託(ETF)」(金融庁公式サイトより)に限定されています。2019年6月時点での対象商品数は163本です。金融庁が定めた厳しい条件を突破した商品しか購入できないので、投資初心者でもはじめやすい環境になっています。

また、一般NISAとの併用はできずNISA口座で利用できるNISAは「つみたてNISA」か「一般NISA」どちらか1つです。

つみたてNISAとイデコではぶっちゃけどっちがお得なの?

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