深前腕線のゆるめ方
親指を曲げて胸と肩の前を広げる
猫背姿勢が慢性化している人は、肩が内側に入り、胸が開きにくくなっています。深前腕線をゆるめて胸郭が引き上がるようにしましょう。深前腕線の末端にある親指にアプローチするだけで、同じ筋膜でつながっている小胸筋がゆるんできます。小胸筋は烏口突起(肩甲骨)についているので、肩まわりがよく動くようになります。
HOW TO
腕を前に伸ばし、親指を下に向けて反対の手でつかむ。親指を手前に引き寄せて1分半キープ。次に親指を上に向けて引き寄せ1分半。反対側も。
POINT:肘を伸ばして、腕がピンと張った感じがするまで引き寄せる/Photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)
肩まわりの柔軟性が高まった!
ワークの前は後ろで手を上げるのがやっとだったのに、筋膜をゆるめたら胸が開いて楽に上がるようになった。
BEFORE
Photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)
AFTER
Photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)
教えてくれたのは...峯岸道子先生
Body&MindYogaスタジオ代表。フィジカル的アプローチを得意とし、「すべての人のためにヨガはある」という思いのもと、肩甲骨ヨガ、背骨メンテナンスヨガ、ヨガ棒など独自のメソッドを多数開発している。
モデルを務めてくれたのは...伊藤ニーナさん
雑誌『GINGER』(幻冬舎)、『CLASSY.』(光文社)などのファッション誌で活躍中。「TOKYOGIRLSCOLLECTION」など大型ファッションイベントにも多数出演している。Instagram⇒@ninaitoh