加熱?それとも生食?
リコピンの吸収率は、加熱によって高まることがわかっています。リコピンは、油に溶けやすい性質なので、オリーブオイルなどと調理して摂取するのがおすすめです。
またリコピンの含有量は、トマトの熟成度に大きく左右されます。その点ジュースや缶詰などの加工品は生のトマトより、リコピンの含有量も多く安定しているのでダイエットに最適です。(※2,4)
トマトダイエットの注意点
お腹がゆるくなる場合が……。
東洋医学では、トマトは体を冷やすと言われています。また、多量に摂取した場合、お腹がゆるくなることも。胃腸の弱い方や体調が悪いときは、一旦中止して、様子を見てください。
少しずつきれいに♪
リコピンをはじめ体に良い栄養素を豊富に含むトマトですが、これだけを食べていれば大丈夫という万能食品ではありません。
必ずバランスのとれた食事を心がけるようにしてください。リバウンドを避け美しく健康的に痩せるためには、時間をかけたダイエットが鉄則!楽しみながら少しずつきれいになってくださいね。
【参考文献】
【文】管理栄養士 / 白江和子
夫にそそのかされて、40代で管理栄養士の資格を取得。健康診断の仕事(内臓脂肪測定等)を不定期でしています。