生のフルーツとビールでつくるビアポンチは、夏にぴったりな新感覚ビールデザート。ひと口大にカットしたフルーツを混ぜ合わせてビールを注ぐだけの簡単な作業で、見た目も味も華やかなおいしいドリンクに仕上がります。暑い日のおうち飲みで、ぜひ試してみて!
macaroni編集部
夏のおうち飲みに!新感覚ビアスイーツ「ビアポンチ」
「ビアポンチ」をご存じですか?生の果物をたっぷり使った新感覚ビールデザートで、フルーティーで飲みやすく、華やかな見た目のわりに作るのはとっても簡単!フレッシュな飲み心地で、暑い日のリラックスドリンクやパーティードリンクにぴったりです。
今回は、夏のおうち飲みにおすすめしたいこのビアポンチの作り方をご紹介!暑い季節の楽しみとして、ぜひ覚えてみてください。
ビアポンチに(ほぼ)ルールなし!
わたしが初めてビアポンチの存在を知ったのは、2019年春に横浜赤レンガ倉庫で開催された「ヨコハマフリューリングスフェスト2019」。この記事を書くにあたり、同イベントでビアポンチを販売した元祖地ビール屋「サンクトガーレン」にオリジナルレシピを問い合わせてみたのですが、ほどなくして届いた回答は、
「何のフルーツを入れるかも決まっていませんし、量も適当です」
ひと口大に切ったフルーツをグラスに入れてビールを注ぐということ以外、これというルールもレシピも決まっていないんですって。
唯一決まりごとといえそうなのは、サンクトガーレンのフルーツビール『湘南ゴールド』『パイナップルエール』を使うこと。ただ、これについても必ずしも守る必要はないようです。
ちなみに、「湘南ゴールド」は神奈川県産のオレンジ“湘南ゴールド”の果実を丸ごと使ったフルーツビールで、「アロマホップも柑橘系の香りが特徴のものを使用し、グラスに注いだ瞬間から飲み終えた後のゲップまで、とことんオレンジです(公式より)」。
「パイナップルエール」は同社が春夏限定で販売しているフルーツビールで、「パイナップルの果実と麦汁を一緒に発酵させることで、泡までほんのり甘いパイナップル風味のビールになっています(公式より)」とのこと。
レシピがないのであれば、最低限のルールを守って自分好みなビアポンチを作っちゃおう!というわけで、『湘南ゴールド』『パイナップルエール』をさっそく入手して、オリジナルのビアポンチを考案してみました。
macaroniオリジナル!ビアポンチ3レシピ
先にも書いたように、作り方は簡単!
1. 好みのフルーツをひと口大にカットする
2. カットしたフルーツをボウルなどで混ぜ合わせる
3. 混ぜ合わせたフルーツをグラスに入れ、その上からビールを注ぐ
手順はたったこれだけです。
ビールの風味、フルーツ同士の相性を考慮しながら考え出した3種類のビアポンチ。いずれのレシピもグラスに入れるフルーツの量はお好みでどうぞ♪
1. 夏のさわやかシトラス系ビアポンチ
使用するフルーツビールは湘南ゴールド。オレンジ、ピンクグレープフルーツ、マンゴー、イチゴをひと口大にカットしてから混ぜ合わせ、グラスの中に投入してからビールを注ぎます。最後にミントの葉を飾ればできあがり!
シトラスの香りが鼻を抜ける、さわやかな飲み心地。スプーンで軽くフルーツをつぶしながら飲むと、にじみ出た果汁でさらにフレッシュな香りを楽しめます。
2. フルーツ7種でカラフルビアポンチ
お次はパイナップルエールを使ったビアポンチ。ドライで苦味の軽やかなタイプのフルーツビールに対して、甘みの強いフルーツ、パイナップル、マンゴー、ぶどう、白桃、キウイフルーツ、イチゴ、りんごを混ぜ合わせました。
結果は、パイナップルエールのほどよくドライな味わいをキープしながら、フルーツの果汁で甘みが増し、香りも彩り豊かに。先で「フルーツの量はお好みで」と書きましたが、この飲み方についてはちょっと多めに入れたほうがおいしく仕上がるという印象です。