こんにちは、ヨムーノライターの「家事代行 ことのは」です。
こんにちは、ヨムーノライターの「家事代行 ことのは」です。
私の家事代行・片付けでのポリシーは「住む人の快適さ」です。よく目にする、モデルルームのような状態ではありません。
お客様の中にも、SNSで目にする片付け術を真似してみたけれど「どうも使いにくいし、“リバウンド”してしまう……」と悩んでいる方がいらっしゃいます。
これは、「自分にとって使いにくく、快適な状態ではないから」という理由です。
SNSで目にする“白化”された収納や、生活感を消したインテリアは確かに素敵です。しかし、その状況が住む人にとって快適でなければ、何の意味も持たないのです。
"白化"されることが多い洗面所についても、実は「必要最低限の物を、決まった場所に収納する」という単純なルールで片付きます。
「本当にこれだけで、使いやすいと感じることができるのか?」を、我が家の洗面所をもとに解説していきます。
洗面所収納は「使っているか」「使うつもりか」が判断基準
我が家の洗面所の収納は、このようになっています。
私の化粧品は化粧ボックスに入れているので、洗面所には主に、家族が使う整髪料や制汗剤、歯磨きグッズなどを置いています。
もう少し減らしたいところですが、家族の意向を取り入れることはとても大事なので、現時点ではこれが最低限の量となっています。
無駄な物がないかどうかの判断は、「ここ1か月で使用しているかどうか」。
また、季節物の場合は「今シーズン使うつもりかどうか」。さらに、「重複していないか」というところがポイントです。
ここでも全て白に統一する収納にしてしまうと、失敗しがちです。
扉を開けた瞬間に、自分の必要な物が分かりにくいということです。
自分の必要な物に、すぐに手が伸ばすことのできる状態にしておくことも大事なポイントです。
シンク下の収納は、何が入っているかが分かる状態にする
シンク下の収納も、とてもシンプルです。
ボックスを3つに分け、一番上には歯ブラシ類、真ん中に石鹸などのアメニティ類、一番下にシャンプーやボディソープのストック類を入れています。
たったこれだけ。これ以上は増やしません。
家族にも、シャンプーやハンドソープのストック場所が分かる状態にしておくことがBESTです。私だけが把握できる収納では、使いやすいとは言えないからです。
そのために、表面にはラベリングをしています。
引き出しには、2種類のドライヤーを収納しています。余白がありますが、家族が分かりやすいベストな状態です。
この状態であれば、子どもがドライヤーを使っても、しっかりカゴの中に戻してくれています。