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もう枯らさない!初心者でもできる多肉植物の育て方

初心者にもおすすめの育てやすい多肉植物

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水やりの頻度が少なく育てやすいと言われる多肉植物ですが、そうは言っても植物を育てる自信がないという人もいるのでは?そこで、初心者にもおすすめの、かわいくて育てやすい多肉植物をご紹介します。

◆桃太郎(ももたろう)

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植物だって見た目が可愛いければ、愛情を注ぎたくなるもの。エケベリア属の桃太郎は、花のようなフォルムがかわいい品種。しかも、その名前のように秋から冬にかけて紅葉すると、葉の先端が桃色に染まり、眺めているだけでも楽しくなります。
暑さ寒さにも強く、水やりも半月から1ヵ月に1回程度と、それほど手をかけなくてもいいので初心者にもってこい。むしろ、根腐れが心配なので、水のやりすぎには注意を。直射日光にも、霜にも強いのでベランダや窓際などに置いて楽しめます。

◆ニジノタマ

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中米産のセダム属の一種。植物の実のような赤くてぷっくりとした葉が特徴。紅葉するので、四季を通して、グリーン、ピンク、赤とさまざまな表情が楽しめます。暑さ寒さに強いので、梅雨の長雨や冬の凍結にさえ気をつければ、窓際やベランダに置きっぱなしにしても大丈夫。乾燥気味な状態を好むので、水やりも、半月~1ヵ月に1回ほどでいいので、初心者にぴったりですね。

◆姫秋麗(ひめしゅうれい)

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中米が原産地のグラプトペダルム属の一種。肉厚の小さな花が集まったような可憐さが特徴です。また、紅葉すると、珊瑚のように淡いピンクになるので女性にも人気。初心者でも挿し木などで増やすことができると言われるほど、育てやすい品種です。上手にピンクに紅葉させるには日当たりがよい場所に置くこと。また、冬は適度に低温の場所に置き、やや乾燥状態にすることもポイントです。つまり、屋外に置いて、手をかけすぎないくらいが丁度いいので、初心者には嬉しいですね。

どの種類も、毎日水やりをする必要がないので、旅行や出張などで家をあけることが多い人も安心です。また、どれも紅葉するので、一年を通してさまざまな雰囲気を楽しめますから、飽きずに世話をすることができそうです。

多肉植物の基本的なお手入れと季節ごとの注意点

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多肉植物は比較的お手入れが簡単と言われていますが、具体的にどんなことをすればいいのでしょうか?ここでは基本的なお手入れの仕方と、季節ごとの注意点をご紹介します。

【基本的なお手入れ】
・室内、屋外のいずれに置く場合も日当たりがよく、風通しのいい場所を選ぶ
・雨が直接当たらないようにする
・水の与えすぎは厳禁、土が乾いたら水をあげる

これが日常のお手入れ、簡単ですよね。次に季節ごとの注意点です。

【季節ごとの注意点】
〈春~初夏〉
・温度と光
冬の間、室内に取り込んであった場合は、外に出すようにしましょう。ただし、この時期はまだ夜が冷え込むことが多いので、昼間の温かい時間だけ外に出すなどして、徐々に外気に慣らしていくことも大切。急な霜には注意を。
・水やり
与える頻度は高め。暖かくなると、多肉植物の生長が活発になり根が水分を吸収します。土の表面が乾いたら水を与えます。

〈夏〉
・温度と光
日当たりのいい場所に置く。ただし、葉焼けの原因になるので直射日光の当たる場所は避ける。
・水やり
夏は水を与えたくなりますが、実は水やりは減らすのが正解。日本の夏は湿度が高いので、空気中の水分だけで十分足りるからです。土の表面が乾くまでは水を与えなくてOK。また、日中は水が蒸発して湿気が多くなるので、夜に水をあげるようにしましょう。

〈冬〉
・温度と光
多くの多肉植物は冬も屋外に出しておいてもOK。ただし、気温3℃の日に屋外に置きっぱなしにすると凍って細胞が壊れるので、室内に避難させましょう。それ以外の日はきれいに紅葉させるために日当たりのいい場所に置いてください。
・水やり
基本的に休眠期間なので水を与える回数は極力減らしましょう。種類によっては、冬の間、全く水をあげなくていいものもあります。

気をつけたい害虫と病気

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多肉植物は手がかからず、とても育てやすい植物ですが、とはいえ生き物。病気にかかったり、虫がつくこともあります。そこで、多肉植物がかかりやすい病気や、つきやすい虫の種類と、その対処法をご紹介します。

【病気】
◆うどんこ病
葉の表面に、白い粉のような斑点が現れることから、この名がつきました。この白い粉の正体はカビ。このカビが全体に広がると最終的には枯れてしまうことも。また、放置しておくと、周辺の植物にも感染するので注意しましょう。
・対処法
もしもうどんこ病にかかってしまったら、専用の薬を散布。周囲への感染を防ぐためにも、できれば白くなった部分は早めにカットすることをおすすめします。

◆根腐病
水のやりすぎや、雨ざらしにするなど、長期間土を湿った状態することで、カビが発生し、根や茎が痛んでしまう病気。
・対処法
土の水を切り乾燥させる。風通しが良く、日当たりのいい場所に置く。

【害虫】
◆アブラムシ、ネジラミ、アカダニ
・対処法
水で洗い流したあと、専用の薬剤を使用。

◆カイガラムシ
・対処法
専用の薬剤を使う。効果がない場合は、爪楊枝など先の尖ったもので、葉を傷つけないようにこそげ取る。

◆芋虫やナメクジ
ピンセットなどでトル

上級者編、多肉植物のアレンジ方法

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多肉植物を上手に育てられるようになったらチャレンジしたいのが、自宅でも簡単に増やすことができる葉挿し。そして、質感や形の違う複数の種類をひとつの鉢に植えて楽しむ寄せ植えです。

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