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[パンも食べたい!]低糖質パンがおすすめの5つの理由

美容

最近、スーパーやコンビニでも見かけるようになった【低糖質パン】。これ、実はスゴいんです。上手にとり入れるとダイエットに効果的なうえに、普通のパンと変わらず美味しいと話題になっています。そこで今回は、低糖質パンがダイエットに良いと言われる理由を管理栄養士が解説します。

そもそも【低糖質パン】とはどんなパン?

名前の通り糖質の低いパンのことです。どのくらい低糖質かというと…

<一般的なパンの糖質量>
ロールパン1個(30g)・・・約15g
食パン1枚(6枚切り)・・・約30g
あんぱん1個(95g)・・・約50g
メロンパン1個(90g)・・・約55g

コンビニやスーパーで見かける【低糖質パン】は、一般的なパンよりも約40~60%糖質をカットされています。

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【低糖質パン】の原料、おいしさは?

一般的なパンの主原料は、小麦、砂糖、塩などです。一方で低糖質パンの主原料は、大豆粉、※小麦ふすま(ブラン)、食物繊維などです。(※小麦ふすま(ブラン)とは小麦の皮の部分です。小麦の表皮や胚芽を含んでいます。)

大豆粉や食物繊維の配合や製法の進歩によって、低糖質パンであっても、もっちり、しっとりとしたパンの食感が楽しめます。

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1日あたりの適切な糖質量について

実際に食べている糖質の量

ご飯1杯(150g)の糖質量は約57gです。コンビニの鮭弁当の糖質は約100g、外食の牛丼は約125gです。日本人の一般的な食生活では、糖質を約300g摂取していると言われています。

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糖質はどのくらいとればいいの?

エネルギーや各栄養素を、どのくらいとるべきかという基準を示した厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」でみると、糖質の1日の必要最低量はおおむね100gと推定されています。

あいまいな表現である「推定」というのには理由があります。人間の体を作りエネルギーとなる三大栄養素は、『たんぱく質、脂質、炭水化物(糖質+食物繊維)』です。たんぱく質、脂質については、体に適切な量が科学的根拠で示されていますが、炭水化物に関しては十分な根拠がないのです。

したがって、炭水化物(糖質+食物繊維量)の必要量をはっきりと決めることができないため、総エネルギーからたんぱく質と脂質を差し引いたもの、すなわち「総エネルギー量の50~70%を炭水化物(糖質+食物)からとる」という大まかな基準で示されています。

【低糖質パン】がダイエットに効果的な5つの理由

1.血糖値の急激な上昇を抑える

糖質量が増えれば、血糖値が急上昇してしまう原因になります。糖質量が少なければ、血糖値の上昇も緩やかで、糖の吸収も緩やかになります。

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2.食物繊維の摂取量が増える

小麦胚芽の大部分は食物繊維です。食物繊維は便秘を予防改善するとともに、腸内環境を改善する働きがあります。

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3.咀嚼が増える

もちもちの食感は咀嚼を増やします。咀嚼が増えることによって、満腹感を早く感じることができ、食べ過ぎを防ぎます。

4.腹持ちがいい

大豆粉が入っているため、ずっしりとした食べ応えがあります。また、一般的なパンに比べ食物繊維が多く腹持ちが良くなり、間食の誘惑、習慣を防ぐことにつながります。

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