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「話が通じない人」への3つの対処法

(4)自分が正しいと思っており、他人の意見を受け入れられない(他責)

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プライドが高く、自分が絶対に正しいとの思い込みが激しい人とは、会話が噛み合いません。

「Aは黒です」という事実を伝えているのに「Aが黒なはずはない。Aは赤だ」と言い張る人との会話は、どう努力しても噛み合いませんよね。

ここまで極端ではなくても、「事実としてのA」を受け入れてもらえず、その説明に苦慮するということはよくあることではないでしょうか。

(5)理解力が乏しく、本筋ではない点を気にしている(他責)

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何度も同じ説明をしても理解できなかったり、同じことを繰り返しても忘れたりする場合は、単純に理解力が乏しい……という身も蓋もない原因が考えられます。

また、「Aについての話である」という前提があるにも関わらず、「Aってそもそも問題なんだっけ?」などと前提をひっくり返したり、「今はBのことを優先すべきなのでは?」と横道にそれた議論を提案したりする人も、「今何を話すべきか」の理解力に乏しいと言えます。

話し手側が、優先順位をまちがえており、それに対する適切なツッコミとしての「AではなくB」という提案であればよいですが、そのときの気分でコロコロと言うことが変わったり、次の説明時には「いやなんでBなの? Aだよね」など、自らの言ったことを翻すタイプの人の場合は、地雷のような「話の噛み合わない人」といえるでしょう。

イライラしないために! 話が噛み合わない人への対処法

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話が通じないとイライラしますし、何度も同じことを説明させられるのは単純に業務時間が逼迫するため疲弊します。

とはいえ、「噛み合わない人」が職場にいる以上、どうにかイライラしないように、対処していく必要があります。

(1)結論から述べ、合意事項はメールでも送付する

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「話が噛み合わない」ストレスは、何度も同じような説明をしなくてはならないことや、相手が理解してくれないというフラストレーションで発生します。

そのため、話す時間をなるべく短く、決めたい・確認したいことに焦点を絞って話すのは、テクニックのひとつです。

結果として「よりわかりやすい」話し方にブラッシュアップされるメリットもあります。

また、その場の合意事項は、追ってメールでも送付するようにしましょう。

「先ほどお話した内容ですが」という形で証拠を残しておけば、再度説明する場合に「言った言わない」論争が避けられます。

(2)相手に伝わっているか、こまめに確認する

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話を聞いているのかわからない、反応が薄い人に対しては、こまめに確認して、コミュニケーションを取るようにしましょう。

「ここまでわかりにくい点はありませんか?」「●●ということでいいでしょうか?」など、相手に返事をさせる、引き出すように問いかけることは重要です。

(3)相手の気持ちを一旦聞いてみる

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「AではなくBだ」など、意見が対立した場合は、なぜそう考えているのかを冷静に確認しましょう。

もしかしたら虫の居所が悪いだけかもしれないし、確固たる信念があるのかもしれません。

相手が「なぜそこにこだわるのか」がわかれば、その後のコミュニケーションで「気をつけるポイント」もわかります。

人は理由がわからないものにイライラするため、「わからない」を残さないように、なぜそうなっているのかの原因を突き止めることを意識しましょう。

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