(4)努力至上主義
実力社会を好む勝気な人は、努力至上主義でもあります。
実力でのし上がるには努力が必要だと考えていて、社会的地位を手に入れるためには努力を惜しみません。
出世できない人など評価されない人について、それ相応の努力をしていないからだと考え、「まず行動すべき」という姿勢を持っています。
そのため出世しやすく能力が高い人が多いのですが、ストレスをため込みやすく心や体に負担をかけてしまう可能性も高いです。
常に時間に追われながら行動し、十分な休息が取れないまま過ごしていると健康にさしさわるので注意が必要でしょう。
(5)姿勢がよく声が大きい
勝気な人は自信家でもあります。
これまで人より努力して上位に食い込んできた自負があり、それが自信となって態度に表れるため、ピンと背筋を伸ばし大きな声ではきはき話します。
堂々とした態度は貫禄があり、リーダーシップを発揮する人も多いでしょう。
ただ、こうした自信にあふれた態度は高圧的に見られることもあり、悪目立ちして年上の人から疎ましがられることもあります。
勝気な人への接し方
こうした勝気な人にはどのように接するといいのでしょうか?
上手な接し方を5つ紹介します。
(1)無理に合わせない
勝気な人は自分に自信がありはっきり話すことが多いもの。
そんな人に合わせて話していると、自分の本心とちがう言動をしてしまうことも出てきて、疲れてしまいます。
相手に配慮して合わせるのも大事ですが、あまり自分を抑えすぎず、自分自身が思ったことをありのままに話しましょう。
自慢話をされたら、無理に「すごいね」とほめるのではなく、笑って「自慢してるの?」と返すのもひとつの方法です。
勝気な人は真正面からものごとを受け止める力があるので、ストレートに話してもさほど気にせず、和やかな雰囲気のまま笑い合って会話を楽しめます。
(2)謙遜しない
日本人は謙遜が美徳だとされていますが、対人コミュニケーションにおいて謙遜はストレスを感じやすい行動です。
適度な謙遜であれば問題ありませんが、たとえ勝気な人が成功話を披露していたとしても、「自分なんて」と言って謙遜しないようにしましょう。
別に勝気な人は相手をおとしめようとしているわけではありません。
自慢話が多かったとしても、それは自信の表れであり、あなたを見下しているわけではないのです。