(3)どんなコミュニケーションが理想か考える
もし勝気な人とのコミュニケーションにストレスを感じているなら、ちがうコミュニケーション方法を模索する必要があります。
自分にとって、勝気な人とどんなコミュニケーションができたらストレスを感じずに話せるか、一度考えてみましょう。
まったく話さないことかもしれませんし、笑ってうなずくことかもしれません。
人によって理想の対応は異なるので、まず自分の理想を知って、少しずつその理想に近づけていくようにしましょう。
(4)仲よくしている人の接し方をまねる
どんなコミュニケーションをしたいか考えてもわからないときは、勝気な人と上手にコミュニケーションしている人の接し方を観察し、まねしてみましょう。
観察してもうまくまねできないときは、相手が信頼できる人であれば「どうやったらスムーズに話ができるのか」を正直に相談するのもひとつの方法です。
(5)勝気な人の個性を受け入れる
人間関係でストレスを感じるとき、その多くは相手を受け入れられないことが原因になっています。
あなたが勝気な人に対して否定的な見方をしていれば、当然受け入れられずコミュニケーションにストレスを感じ続けてしまうでしょう。
いい人間関係を築くには、自分のことも相手のことも受け入れることが大切です。
勝気な人の言動を「こうすべき」「ああすべき」といった“べき論”で否定せず、ひとつの個性として冷静に受け止めましょう。
今まで気になっていたポイントも、不思議と気にならなくなりますよ。
勝気も個性。短所もあれば長所もある
「出る杭は打たれる」文化を持つ日本人からすると、勝気な人の言動は鼻につくこともありますが、それもひとつの個性。
成長意欲が高く努力を惜しまない性格は、立派な長所でもあります。
気になることもあるでしょうが、あまり目くじらを立てず、相手のいい点に目を向けるくせをつけましょう。
人としての器も大きくなりますよ。
(萩原かおり)
※画像はイメージです