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腰痛予防にも|筋力・柔軟性を養う「お腹&背中体操」

運動をする習慣がなかった人がポーズをとろうと頑張りすぎると、体に痛みが出たり、けがをしてしまうことも。運動に慣れない体を効果的に刺激する体操で、安全に気持ちよくヨガができる体をつくりましょう!今回は、気になる人も多い腰痛を予防する、お腹・背中の筋肉を鍛える4つの体操をご紹介します。

ヨガジャーナル日本版編集部

「お腹・背中体操」で腰痛を予防しよう

上半身を無理なく反るには、骨盤を真っすぐに起こす筋力と、体の前面がしなやかに伸びる柔軟性の両方が必要。お腹の体操で筋力、背中の体操で柔軟性を養うと、腰まわりに負担をかけず、伸びやかに上半身を反ることができるようになります。

お腹・背中体操をする前

骨盤を起こせず、前傾した状態で上半身を反ることで腰椎が過度に反る。体の前面が硬いことでさらに負荷がかかり、腰痛に。

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photo by Sayaka Ono

お腹・背中体操をした後

しっかり骨盤を起こしているので、余裕をもって上半身を反らす事が出来る。

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photo by Sayaka Ono

お腹&背中体操を実践しよう

「お腹」は脚を交互に伸ばし腹筋力UP

骨盤を支える下腹部の筋肉強化に効果テキメン。骨盤が前傾しないように背中を床につけ、お尻を上げたまま脚を伸ばすことがポイントです。

HOW TO
①仰向けになり、両手を頭の下に入れる。床から足を上げ、膝を曲げる。床からお尻が少し浮くように膝を胸に近づける。

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photo by Sayaka Ono

②お尻を浮かせたまま背中を床につけて、左膝を伸ばして戻し、右膝も同様に。5回繰り返す。
POINT:背中を床につける

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photo by Sayaka Ono

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photo by Sayaka Ono

NG:背中が浮かないように
床から背中が浮いた姿勢で膝を伸ばすと、腰に負担がかかってしまう。

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photo by Sayaka Ono

「お腹」は腹筋下部を使って骨盤を起こす

1で筋肉に刺激が入ったところで、骨盤が前傾した状態から腹筋下部の筋肉を使い、骨盤を起こす感覚を覚えましょう。この骨盤の状態が、後屈ポーズ時の正しいアライメント。

アライメント

HOW TO
①両脚を前後に大きく開き、左足先を45度外側に向ける。両手は頭の後ろで組む。

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②前傾している骨盤を、下腹部の筋肉を使って真っすぐに起こして戻すのを5回。脚を入れ替えて同様に。
POINT:骨盤を起こす

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