「骨盤まわり体操」で膝痛を予防しよう
膝を外側に開くときには、骨盤まわりの深層外旋六筋を働かせることが必要。運動に慣れていない人はこの筋肉の反応が鈍く、膝を開こうとしても開けません。体操することで、筋肉に脳からの動きの指令をキャッチする神経回路が通り、きちんと働く状態に。
骨盤まわり体操をする前
膝を直角に曲げて踏み込んだときに内股になってしまい、膝に過剰な負担がかかって痛みを引き起こす。

photos by Sayaka Ono
骨盤まわり体操をした後
膝がきちんと開き、しっかり腰を入れて踏み込めるように。

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「骨盤まわり体操」を実践
1「骨盤まわり」は軽めの体操で筋肉を目覚めさせる
深層外旋六筋を使って膝を外に開く体操でウォーミングアップ。休眠中の筋肉に刺激が届き、働ける状態に導いていきます。
HOW TO
①両脚を揃えて真っすぐ立ち、背骨を伸ばす。両手は腰に当てて。左足を床から少し上げ、膝を軽く曲げる。
POINT:足の高さは低くてOK

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②骨盤を正面に向けたまま、できるところまで左膝を外側に開いて10秒キープ。反対側も同様に行う。
POINT:骨盤を正面に

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NG:骨盤ごと膝を開かない
膝を外に開くとき、骨盤ごと開くと目的の筋肉を使うことができない。