「来るもの拒まず」に見える男性とは「ただの超受け身体質」
「来るもの拒まず去るもの追わず」という考え方は、たったひとりの相手を決めなくてはならない恋愛という空間においては決して良い考え方ではございません。
相手を愛しているともいえませんし、この考え方を徹底しようと思ったら浮気をするしかないでしょう。
ですので、そもそも恋愛においてこの考え方を徹底している方など存在しないのです。
一見するとそのように見えていたとしても、実際のところ決してそのような考え方で行動しておらず、別の考え方で行動しているといえるでしょう。
特に存在しないのが「来るもの拒まず」という考え方。
「去るもの追わず」を実践している方はそこそこ存在いたしますが、「来るもの拒まず」をきちんと実践している方など存在いたしません。
本人が口に出していないだけで、きちんと基準はあるのです。
それでは一見すると「来るもの拒まず」に見える男性は一体どのような心理を持っているのでしょうか?
そもそもこの言葉はもともと孟子の言葉。そして彼は自分の教育に関してこの言葉を使っておりました。
おそらく孟子は積極的に生徒の勧誘などは行っていなかったことでしょう。教育者という立場であれば、この行動は決して悪いものではございません。
しかしこれを恋愛に当てはめると、ただの「受け身」でしかありません。ようするに自分からは何もしない人。
相手から何かをお願いされれば行動をするものの、自分からは何もしない非常に受け身の人であると言わざるを得ません。
「来るもの拒まず去るもの追わず」男性の攻略法
「来るものは拒まず去る者は追わず」という考え方が悪いものであるとは思いませんが、恋愛においてこの考え方を持っている方は「相手が自分のことを好きだから自分も好き」というエゴイズムと「自分からは何もしない」という受け身の姿勢を持っている方であるといえるでしょう。
ですので、私はこの考え方を持っている方との恋愛をオススメいたしません。
受け身のほうはまだしも「相手が自分のことを好きだから好き」というエゴイズムを持っている方との恋愛は虚しいだけなのです。
相手が自発的に自分のことを愛してくれることはなく、こちらの労力の対価として愛されるという意味ではホストに行っているのと同じでしょう。
さて、それでは最後にお約束通り、こういったタイプの方の攻略法を解説させて頂きます。
相手は超受け身なのです。
常にこちらからアクションを起こす以外に、その相手との恋愛は決して成立しないことでしょう。
(文:ラブホの上野さん、イラスト:カーリィkaarii/@akari_0119)